立川志らく 昨年のM-1グランプリ審査員なら優勝はヤーレンズ?「1票を入れていた」審査基準を説明

[ 2024年2月1日 17:26 ]

立川志らく
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 落語家の立川志らく(60)が1日、ニッポン放送「ナイツ ザ・ラジオショー」(月~木曜後1・00)に出演。志らくは2018年から5年間務めた漫才日本一決定戦「M-1グランプリ」について言及した。

 志らくは「M-1グランプリ」の審査員を勇退。昨年の大会について、ナイツの土屋伸之から「決勝メンバーの中に志らく師匠の“志らく枠”になりそうだった人いました?」と問われると「私はさや香の最後のネタ」と答えた。

 昨年の大会は、さや香、ヤーレンズ、令和ロマンの3組が最終決戦に進出。最終投票では6人目まで令和ロマンとヤーレンズと3-3で並んだが、最後に松本人志が令和ロマンに投じ、令和ロマンが優勝していた。

 志らくは「見せ算?」と驚くナイツの2人を前に「それまで私はさや香にいい点をつけたことがない。(2022年の)決勝でも最後選んでないし。さや香が1回戦で出ていたら点を入れていない。でも決勝だったら1票入れてました」と明かした。ナイツの塙宣之が「じゃあヤーレンズが優勝だったかもしれないですね」と話すと、志らくは「そうそう。そういう可能性もある」とうなずいた。

 志らくは審査基準について「普通のネタっていうのは、和牛なんかもそうだけど素晴らしく面白い。ヤスキヨだとか中田ダイマル・ラケットだとかいとしこいし師匠だとか凄いのを見ているわけですよ。そことどうしても比較しちゃうから、もっと上にこないといい点をつけられないんだよってどうしてもなっちゃう。ぶっとんだ、なんでこれで笑っているのか分からないっていう」と説明した。塙が「笑わないともちろん評価はしないんですよね」と質問すると、志らくは「もちろんそうなんですよ。だから私はランジャタイに96点つけたけど、あの時100点を入れようと思った。でも、私も人間だから周りの様子を見たら上沼恵美子さんがうなだれてる。100点入れるのはいくらなんでもと。みんなの顔色を見て」と苦笑いで振り返った。

 志らくは私案として「S-1グランプリ」を提案。「私が好きなランジャタイ、トムブラウン、ヨネダ2000、落語の世界でもコウメ太夫もそうだし、(ハリウッド)ザコシショウと言った人を並べてライブをやりたいな」と希望した。しかし、懸念は「お客は何がなんだか訳分からなくなる」ということ。「まともな人がいる中でちょこんちょこんと入ってればいいけど、全部がそれだとどういう効果を生むかなと」と心配そうな様子で話した。

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