立川志らく 小泉今日子の発言に再言及「燃え上がって申し訳ない」も「そこに命を懸けている芸人がいる」

[ 2024年2月1日 16:42 ]

立川志らく
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 落語家の立川志らく(60)が1日、ニッポン放送「ナイツ ザ・ラジオショー」(月~木曜後1・00)に出演。「文芸春秋」の企画で有働由美子と対談した際、昨今のバラエティー番組について「絶対出たくないですね」「くだらないから」などと発言した女優の小泉今日子(57)の発言について改めて言及した。

 志らくは1月19日に自身のSNSで小泉の発言について言及。「キョンキョンがバラエティーはくだらないから出演しないと言った。はっきり物事を言うその姿はかっこいい」と前置きしつつ「でもね、『くだらないから出演しない』は看過出来ない。そのくだらない世界に命を懸けている人も沢山いる」などと持論を展開していた。

 この日も番組内で改めてこの投稿について言及。「私、キョンキョンは大好きなんです。(SNS投稿で)燃え上がって申し訳ないことしたなと謝りたい。キョンキョンは落語が好きだってことは知っているんです。ご夫婦で私の回に来るという話もあったんです。仕事の都合で来られなくなったんだけど」とまずは謝罪した。

 その上で「それは分かっていたんだけど、バラエティーはつまらないって言うんだったらよかったんです。くだらない、素敵じゃないでしょってところで。私の持論でくだらないものに命を懸けている仕事が芸能だっていうのがあるんです」と説明した。

 さらに「論点ずらしなんですよ」と前置きしつつ「落語や芸術だって本来はくだらないものだ。くだらないものに命を懸けるのがいいんだって。確かにキョンキョンはバラエティーをくだらないって言っただけであって、芸能全部をくだらないとは言ってない。論点ずらしなんだけど、くだらない、素敵じゃないでしょってところに引っかかってしまった」と説明。続けて「くだらないものこそ価値があるんだ。落語なんて日本人口の99.8%くらいの人が知らない、落語を聞いてない。世の中からなくなっちゃってもいいような仕事だけど、右向いて左向いてどうでもいい江戸時代にできた話をやっているくだらないもんなんですよ。でも、そこに命を懸けている芸人がいるんだ、それを支持している客がいるんだ。それを私が言いたくてキョンキョンのそれ(発言)をとってやっちゃったらばっと燃えてしまった」と話した。

 小泉の発言に対するSNS投稿が炎上したことには「キョンキョンを腐すつもりは全然なくて、みんなが一部だけ見て私のXに攻撃してきた。多分みんなキョンキョンのファンじゃないんだよ」と振り返った。

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