福山雅治 震災当日は横浜でライブ 開演前に登壇し説明「できることを、いる場所で…が正解なのかな」

[ 2024年1月6日 21:25 ]

シンガーソングライターで俳優の福山雅治
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 シンガー・ソングライター福山雅治(54)が、6日放送のTOKYO FM「福山雅治 福のラジオ」(土曜後2・00)に出演し、元日に発生した能登半島地震について語った。

 石川を中心に、新潟、富山、福井などで大きな被害が報告されている。「誰もが想像していなかった形の年明けと言えるでしょうね」と福山。当日は横浜市のKアリーナでコンサートを予定しており、準備のさなかに揺れを感じたという。「大きく揺れ、テレビを付けたら激しく警告のアナウンスが流れていて、という状況でした。急きょスタッフと話し合い、安全点検をして、各所問題なかったという旨をアナウンスさせていただきました」。最も大きな揺れは午後4時10分。石川・志賀町では震度7を観測した。

 福山は開演前に一旦、登壇したという。「ちょっと予断を許さないというか、どうなるか分からない状況だったので、通常通りコンサートを開催するということは難しいという判断の下、オーディエンスもほぼほぼ入りきろうというころだったので、17時前後にステージ衣装でない形で登壇させていただいて」。開催の可否は、その後の状況を踏まえて判断する旨を伝えたという。

 時を追うごとに被災地の壊滅的な状況が明らかになっていったが、ライブ開始時には全容がつかめていなかった。「コンサートが始まった時までは、まだそこまでのいろんな状況というのが伝わっていなかったというのと、分からないという状態だったので、“自分たちにできることを、自分たちがいる場所で行うことが、社会活動として今は正解なのかな。最適解なのかなということで、さまざまな声というのがあると思います”という話をさせていただきました」。また「僕の思いとしては、音楽というものは、いろんな感情を入れることができる器なので、そこに心の声を入れてみるというのはいかがでしょうか?という気持ちで、お話をさせていただき、ライブをスタートしました」と振り返った。

 石川県では死者が100人を超え、今も多数の安否不明者が報告されている。道路は寸断され、渋滞も起きており、支援物資なども満足に届かない状況が続いている。福山は「今現在も不安な状態、つらい状態、あると思います。ですが、僕たちがこのラジオでできることをやっていこうと思っています」と、リスナーへ思いを伝えた。

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