堀内孝雄 アリスの盟友・谷村新司さんを偲び「結構いいやつなんですよ。くじけそうになっても…」

[ 2023年11月23日 12:06 ]

13年、32年ぶり野外公演の意気込みを語る堀内孝雄(左)と谷村新司さん
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 歌手の堀内孝雄(74)が22日放送のBSフジ「昭和歌謡パレード」(水曜後10・00)にゲスト出演。10月8日に74歳で亡くなったフォークグループ「アリス」の盟友、谷村新司さんとの思い出などを語った。

 堀内は、クループ名「アリス」の由来について「UCLAの大学構内の表側にアリスのレストランというのがあったんですよ。それをたまたまカリフォルニアに行った時に、たぶん食べに行ったんじゃないかな、チンペイさん(谷村さんの愛称)。そこでアリスっていいなあって。日本に帰ったらアリスというグループつくろうって決めてたみたいです」と話した。また、アリスは、下積み時代が6年ほどあったと言い、「日本中を回って303っていうのがあります」と、1974年には年間303ステージをこなしたことを振り返った。

 番組では、アリスの2度目の再始動コンサート(2001年)で「冬の稲妻」(1977年)、「チャンピオン」(1978年)を歌唱しているVTRなどを放送。堀内は、「何事も積み重ねですねえ。友情も積み重ねですけど、いろんな時々があったから、そっと胸にしまっているものもいっぱいあるし、大声出して言いたいこともいっぱいあるし、バンドって大変ですね。だけど、本当に凝縮して人生のなんたるかっていうのを、いろんな意味で教えてもらえるというか、バンドってしんどいけどおもしろいですね」と語り、最も好きな曲という、谷村新司さんが作詞、堀内が作曲した「遠くで汽笛を聞きながら」(1976年)を歌唱した。

 また、番組の最後には、谷村さんに伝えたいこととして「あなたに恥じない歌をこれから歌っていきます。なんとなくやると“手を抜くな”って上から怒ってきますからね。“お前も教えてくれただろ、俺に”って。お互いさまなんです。常に見られている」と言い、目を真っ赤にしながら、右手人さし指を天に向けて「結構いいやつなんですよ。くじけそうになっても“お前、もうちょっと頑張れよ”ってきっと言ってくれそうだから頑張ります」と語っていた。

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