「どうする家康」康政・杉野遥亮 ラストも“盟友”忠勝・山田裕貴と共鳴「あのちぎれ具足の小平太がね」
「どうする家康」榊原康政役・杉野遥亮インタビュー
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嵐の松本潤(40)が主演を務めるNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜後8・00)は19日、第43回が放送され、徳川四天王の1人、榊原康政(小平太)の“最期”が描かれた。大河初出演にして、康政役を好演した俳優の杉野遥亮(28)に撮影の舞台裏を聞いた。
<※以下、ネタバレ有>
「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズなどの古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ62作目。弱小国・三河の主は、いかにして戦国の世を生き抜き、天下統一を成し遂げたのか。江戸幕府初代将軍を単独主役にした大河は1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描く。古沢氏は大河脚本初挑戦。松本は大河初主演となった。
名門・榊原家に生まれた榊原康政は、自由気ままな次男。岡崎・大樹寺で学んでいたところ、切腹を試みる松平元康(徳川家康)(松本潤)に遭遇。「厭離穢土(おんりえど)欣求浄土(ごんぐじょうど)」の正しい意味を伝えた。「ちぎれ具足」の初陣から、文武に優れた武将に成長。家康と羽柴(豊臣)秀吉(ムロツヨシ)の唯一の直接対決「小牧・長久手の戦い」においては、秀吉に気づかれることなく奇襲・中入り勢を叩くための“謎の堀(抜け道)”造りを指揮。一番槍を務めた。同じ年齢の本多忠勝(平八郎)(山田裕貴)と“平平コンビ”として家康を支えた。
そして、第44回は「徳川幕府誕生」。家康は大坂城に戻り、関ヶ原の戦勝報告。茶々(北川景子)から豊臣秀頼と孫娘・千姫の婚姻を強いられ、不満があらわになる。時は流れ、慶長8年(1603年)、征夷大将軍となり、江戸に幕府を開いた家康。ウィリアム・アダムス(村雨辰剛)らと国づくりに励む…という展開。
徳川秀忠(森崎ウィン)を理不尽に叱責した家康に、康政は家康に“生涯最後の諫言”。「皆の面前で、あのようにお叱りになるべきではござらぬ!秀忠様の誇りを傷つけることでございますぞ。しかも、関ヶ原のことをいつまでも。秀忠様に落ち度はないと、何度も申し開きしたはず。殿のお叱り様は、あまりに理不尽!殿から見たら、頼りなくも見えるでしょう。されど、殿とて、あのくらいのお年の頃は、どれほど頼りなかったか。お忘れあるな!」――。
家康は秀忠に“帝王学”を指南。1年のうちに征夷大将軍を引き継ぐと伝えた。
1年以上に及んだ撮影。7月期にはフジテレビの連続ドラマ「ばらかもん」に書道家・半田清舟役で主演し、大河と掛け持ちした。無事にクランクアップを迎え、杉野は「他の作品を撮影している間も、小平太のことはずっと頭の片隅にありましたから、ホッとしました」と安堵。「悔しい思いをしたり、思い通りにいかない瞬間も正直ありましたけど、そういう時は、小平太も同じ気持ちになったかもしれないと、役と自分の成長をリンクさせました。時代劇には苦手意識もあって、悩みながらの1年間でしたが、特に最終日は自由に楽しくお芝居をさせていただいて、やはり自分はこの仕事が好きなんだなと、あらためて実感しました」と振り返った。
クランクアップの日は第44回の撮影。家康役の松本、忠勝役の山田、本多正信役の松山ケンイチらと感慨深く濃密なシーンが連続した。
「台本を頂いた時は『台詞が多いな~。こんなに多いのは初めてだな』と(笑)。大樹寺の時(第2回)にはひと苦労だった時代劇の言い回しにも、いつの間にか慣れたかなと感じていましたけど、難しい言葉もあるし、いつも以上に身体に慣らしておかないといけないなと気が引き締まりました。小平太がクローズアップされているのもうれしかったですし、最後も頑張らなとと思いました」
誕生日(9月18日)が同じ、5歳年上の山田とは第7回「わしの家」(2月19日)、於大の方(松嶋菜々子)&登与(猫背椿)との“ナンパ鉢合わせ”で視聴者の爆笑をさらうなど、ここに至るまでに“あうんの呼吸”を醸成した。
「鉢合わせのシーンは特に、ちょっとした1個1個の間にこだわったので、印象に残っています。現場にいて楽しいと感じるのは、そういうふうに誰かと本気でモノ創りをしている瞬間なんですよね。山田君とは、そこに臨む熱量を共有できました。最後は平八郎と老いを話題にしていましたけど、今の僕は正直まだピチピチしているなと(笑)。そういう台詞にも説得力が出るように試行錯誤しましたが、山田君も協力してくれて。大河ドラマはリハーサルがあるのが、本当にありがたいなと思いました。他の作品の撮影もあり、リハーサルに参加できないこともあったんですけど、リハーサルに臨んでから本番に入ると、こんなにもお芝居を楽しめる余裕があるんだなと感じました。やはり、準備は大事。そのことが最終日にあらためて分かったのも、収穫でした」
伊勢・桑名。康政が再び忠勝を訪ねる。肖像画はまだ完成しない。康政は腸(はらわた)、忠勝は目を患った。「老いには抗えん。無念だが、我らはここまでのようじゃ。役目は、終えたのだ」と立ち去る康政を、忠勝が引き留める。忠勝は「わしは、認めん!殿を守って死ぬのが、わしの夢じゃ。老いなど認めん。見届けるまで、死ぬな!」――。
盟友が“最後の槍”を交える。若かりし頃の機敏な動き。「やるではないか。大樹寺の小僧」(忠勝)「お主もな。礼儀知らずのあほたわけ」(康政)――。
「しっかり準備をした上で、あとは本番の現場で相手のお芝居から何を受け取って、それに応じて自分が何を返すか、ですよね。山田君とは最後も、同じようにグッと熱が入って共鳴できたんじゃないかと思います。難しいシーンでしたが、カットがかかった後に『今の、よかったんじゃない?』と山田君に自画自賛したりしていました(笑)。小平太は最初の印象と違って、最終的にはとても愛情深い人に成長したと思います。ちぎれ具足を着ていたあの小平太がね、と感じていただけると、うれしいですね」
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