高橋みなみ絶句…宝塚自殺女性の業務内容 AKB48総監督の仕事と比較しても「あまりに多すぎ」

[ 2023年11月11日 16:52 ]

元AKB48の高橋みなみ
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 元AKB48でタレントの高橋みなみ(32)が11日放送の関西テレビ「LIVE!コネクト」に出演し、自らの体験を踏まえて宝塚歌劇団の公演準備に疑問を呈した。

 9月30日に宙組に所属する女性が自殺。11月10日に都内で遺族側の記者会見が開かれた。弁護人によると、女性には過酷ともいえる労働が科せられ、激しい上級生からのパワハラを受けていた。自身が舞台に立つための稽古、さらには下級生をとりまとめる役割も任せられ、公演の準備でスタッフがやるような仕事も命じられていたという。

 AKB48でグループの総監督を務めた経験のある高橋も「私もまとめ役のようなことはやっていましたけど、公演の準備や小道具といったものはステージのプロの方がやってくださっていたのでやっぱり公演の仕組みは少し特殊」と、宝塚歌劇団のスタイルが信じられない様子。「ご自身もステージに立たないといけない身なのにもかかわらず、業務内容が多いというのは明らか。睡眠時間もとれないというのは相当つらかったのでは」と、亡くなった女性の状況を思いやった。

 遺族の弁護を務める川人博弁護士が恩師というコメンテーターで起業家の安部敏樹氏は「睡眠時間が削られた中でパワハラを受けることが(自殺の)トリガーになるケースが圧倒的に多い」と解説する。パワハラに関しては民間企業では対策が進み減少傾向にあるが、学校などの教育現場と権力がトップに集中しがちな芸能界は今も根強く残っている。安部氏は「宝塚の場合、音楽学校から卒業して劇団なので上下関係がそのまま。学校×芸能なのでいま最も過労死が構造的に起こる場所かもしれない」と危ぐしていた。

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