【藤井竜王と一問一答】同学年対決ならではと分析「対局中の読み筋が合うことがこれまでよりも多かった」

[ 2023年11月11日 21:20 ]

<竜王戦第4局>花束を手に笑顔を見せる藤井聡太竜王(撮影・高橋 茂夫)
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 藤井聡太竜王(21)=王将、名人、王位、叡王、王座、棋王、棋聖含む8冠=が同学年の伊藤匠七段(21)を挑戦者に迎える第36期竜王戦7番勝負第4局は11日、北海道小樽市の銀鱗荘で2日目が指し継がれ、先手の藤井が129手で勝って4連勝で3連覇を決めた。

 会見での藤井竜王との一問一答は以下の通り。

 ――今シリーズは伊藤七段との同学年対決が注目を浴びた。

 「これまでのタイトル戦とは違った雰囲気を感じたし、自分としてはすごく自然体で対局に臨むことができた。今シリーズは伊藤七段の強さを感じる場面もあった。今後対戦も多いと思うので、しっかり取り組まねばと思う」

 ――雰囲気が違うとは?

 「伊藤七段とは子供の頃、大会で対戦したことがある。今回大きな舞台ではあったが、そういったことを意識せずに純粋に集中して考えることができたと感じている」

 ――小学生で対戦したことはどう意識した?

 「子供の頃の対戦はあまり覚えていないが、この大舞台で対戦するのはうれしい気持ち、楽しみな気持ちが大きかった。全体として対局中の読み筋が合うことがこれまでよりも多かったと感じている。そのあたり同世代ならではというか、世代による棋風の違いはあるのかなと」

 ――これで年内のタイトル戦は全て終了。

 「公式戦は少なくなる。実戦の感覚が鈍らないよう注意して、しっかり取り組んでいきたい」

 ――過去1年ほどはタイトル戦が終わると「課題が見つかった」とコメントしていたが、今回はそれがなかった。「課題」はなくなった?

 「もちろんそういうわけではないが、第3局は自分の公式戦の中でもかなりうまく指せたと思うし、それ以外もミスはあったものの、持ち時間の8時間をいかして、深く考えることはできたと思っている」

 ――次のタイトル戦は年明けの王将戦。

 「今月末までに挑戦者が決まる。それ以降、王将戦に向け準備することになる。来年のタイトル戦はだいたい日程が固まっているので、それぞれのタイトル戦に向けてしっかりいい状態に持って行けるよう意識して取り組んでいきたい」

 ――昼食は藤井竜王の好きな甘エビではなく、ボタンエビだった。

 「それは全然意識していなかった。いや、でも、そういわれれば甘エビとボタンエビの違いがちょっと分かっていなかったかも…(笑い)」

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