江川卓氏 「内緒にしてくださいよ、ほんとに…」 現役時代の「球場スピード表示」事情明かす

[ 2023年11月11日 12:26 ]

江川卓氏
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 元巨人の江川卓氏(68)が11日、TBSラジオ「ナイツのちゃきちゃき大放送」(土曜前9・00)に出演。「スピード表示」について語った。

 現役時代、相性が悪かった打者として、山下大輔氏や法大の先輩でもある山本浩二氏の名前が挙がり、「どうやってもタイミングが合うっていう…一番嫌なのは、タイミングが合うと自分のフォームを遅くしたり変えたりしようとするんですよ、ピッチャーって。打たれると変えようとするのが一番嫌なんです。それはやっぱりしたくない」と投手心理を明かした。

 また、かつて球場のスピード表示は打者の打つタイミングの速度が表示されていたが「今は初速といって、ピッチャーが投げる瞬間の速度が出る。だから158とか160とかが出るんですね。18・44メートルの間で13キロから15キロくらい落ちるんです。空気抵抗があるので。今は150っていう表示は、昔でいうと137キロくらい」と語った。

 その時代でも神宮球場で153キロを計測したことがあり、パーソナリティのナイツ・塙宣之が「ということは166キロなんですよ!」と興奮気味に語ると「内緒にしてくださいよ、ほんとに…あんまり大っぴらに言うとまずい」と苦笑。しかし、塙から「江川さん、自分のYouTubeで言ってたじゃないですか!」とツッコまれ、スタジオからは笑いが起きていた。

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