藤井聡太竜王 壮絶攻め合い、タイトル戦第1日では自身最多82手 竜王戦第4局第1日

[ 2023年11月11日 04:45 ]

対局開始を待つ藤井聡太竜王(左)と伊藤匠七段。中央は正立会の渡辺明九段(日本将棋連盟提供)
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 藤井聡太竜王(21)=8冠=に伊藤匠七段(21)が挑戦する将棋の第36期竜王戦7番勝負第4局は10日、北海道小樽市の銀鱗荘で第1日を行い、後手の伊藤が82手目を封じて指し掛けた。

 開幕時で両者の合計年齢41歳はタイトル戦史上最年少。新時代のひのき舞台では過去の常識が通用しない。この日も午前中から駒と駒がぶつかり合い、壮絶な攻め合いとなった。昼食休憩前ですでに終盤の入り口と形容するしかない盤面。藤井が得意としているはずの角換わり戦型なのに、後手の伊藤は研究済みを誇示するかのような早指しで史上最強の8冠にパンチを繰り出す。午後も互いに譲らず強気の攻めを貫徹し、藤井が飛車を売り渡す勝負手を放った時点が、なんと81手目だ。

 2日制のタイトル戦では通常、第1日は無風状態で指し掛けとなるのがこれまでの常識だ。手数も30~50台が一般的。藤井が出場したタイトル戦での封じ手は豊島将之九段と対戦した昨年6月28日の王位戦第1局での79手が最多だった。対局によっては終局に相当する82手目が封じられた今局は、百戦錬磨の藤井にとっても未知の領域だろう。

 消費時間(各8時間持ち)は伊藤の2時間40分に対して4時間34分と、ほぼ2時間のハンデを抱えた。対局はきょう11日午前9時に再開する。

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