金子恵美氏 “担任に給食減らされたのは体罰”両親が提訴「給食を奪うという指導法は不適切だと思う」

[ 2023年10月18日 08:42 ]

金子恵美氏
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 元衆院議員の金子恵美氏(45)が18日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。福岡県宮若市の小学校で1年時、担任教諭から給食を減らされる体罰や暴言を受けたとして、男子児童(9)や両親が県と市に165万円の損害賠償を求めて福岡地裁に提訴したことについて言及した。

 県側は17日の第1回口頭弁論に出廷しなかったが、請求棄却を求め、争う姿勢を示しているという。訴状などによると、児童が1年生だった2021年5月頃~22年3月、宿題をしていないことを理由に、教諭からご飯やおかずを数口分に減らされる状況が常態化。心身に悪影響を与えたとして、学校教育法が定める体罰に該当すると主張している。児童への「この子はまだ幼稚園児だ」との暴言や、特別支援学校への転校を根拠なく促す発言を母親にしたとして、不適切指導に当たるとも訴えた。

 教諭は減量や一部暴言を認め、市教委は保護者へ謝罪。市教委によると、教諭は現在別の小学校で勤務している。弁論後、児童の両親は福岡市で記者会見した。母親は教諭の行為に「驚きと疑問しかない。子どもが楽しく安全に通える環境をつくってほしい」と話した。

 MCの谷原章介に「宿題ができない、やってこなかったから食事を制限される。どう思いますか?」と聞かれた金子氏は「仮に宿題を全くしていなかったとしたら、そこは低学年のうちは、親としては家庭学習というのはケアをすべきだとは、フォローアップしていくのは必要だと思うんですが、だとしてもこの対応というのは、子供にとって給食は凄い楽しみで、この給食を奪うという指導法は不適切ではないかと私は思う」とし、「子供が不快感だとか苦痛を感じてしまう、そういったことにつながるような行動は体罰だと言われているわけですから、私はこれに当たると思いますし、裁判中のことではありますけれども、学校側が間違っていたことを認めるべきだと私は思います」と自身の見解を述べた。

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