木梨憲武自伝が来年1月26日発売　還暦を機に単独で初出版「これまで楽しかったことを思い出しながら」

自伝「みなさんのおかげです　木梨憲武自伝」を発売する「とんねるず」木梨憲武　（撮影・小田切　葉月）
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　「とんねるず」木梨憲武（61）が自伝「みなさんのおかげです　木梨憲武自伝」を来年1月26日に発売する。18日、都内で行われた「小学館　新企画発表」内で発表。これまでコンビでの自伝はあるが、単独は初めて。木梨は「これまでの楽しかったことを思い出しながら書きました」と語った。

　幼少期の頃から全国制覇を目指した帝京高校サッカー部時代、駆け上がったテレビのスターダム、愛妻・安田成美（56）との出会い。そして「みなさんのおかげでした」伝説の最終回の裏側や、盟友・石橋貴明（61）との本当の仲など、木梨の歓喜と苦悩をつづった一冊。木梨が還暦を迎えたことを機に、出版社側が執筆の依頼をして実現した。一般の60歳と言えば会社で定年になるなど、ライフスタイルの変化を感じる年齢。「我々世代は60歳からが楽しいので！そう思ってもらえたら」と話した。

　タイトルの「みなさんのおかげです」は、フジテレビ「とんねるずのみなさんのおかげでした」から。名付けたのが石橋か、同局社長の港浩一氏か、構成で参加した秋元康氏か分からなかったため、全員に電話して確認。「みんなして“いいんじゃねぇか！”って言ってくれたので、これにしました」と笑顔。自身は「過去の事あまり覚えてなくて、分からないことは人に聞いたりしていた。でも石橋は全部覚えてて、石橋が本出した方が良かったんじゃないかって思ったよ」と語った。

　来年にも「『とんねるず』で動く気配があると思う」と話すなど、今後も精力的に活動していく。「大好きなメンバーと大好きなことを作って行く。元気なうちは、そうして遊んでいきたいね」と声を弾ませた。