車いすアイドル、切実な排泄障害を告白「尿意・便意が全くない」「普通にトイレに行けるのは有難いこと」

猪狩ともか
Photo By スポニチ

　アイドルユニット「仮面女子」の猪狩ともか（31）が18日までに自身のX（旧ツイッター）を更新し、切実な「排泄障害」についてつづった。

　18年に東京都文京区の湯島聖堂で、倒れた看板の下敷きになり、下半身の運動機能を完全に失う障がいを負った猪狩。現在は車いすを活用し、アイドル活動を続けている。

　猪狩はXで「私は脊髄損傷からくる排泄障害も抱えています」と告白。また「尿意・便意が全くないので時間を決めてトイレに行き、自分の意思で排泄することもできないからカテーテルや坐薬を使わないといけません。普通にもよおしてトイレに行けることって有難いことなんだとつくづく思います#下半身不随女子の一人暮らし」と記していた。

　ユーザーからは「応援したいです」「感覚がないということがどれほどのことか、自分のことを通じて伝えてくれてありがとう」「こうして辛いことも発信してくれる、それが少しずつみんなの理解につながっていければ良いと願ってます」「全く知りませんでした　そういうご苦労もあるんですね」などの声が寄せられていた。