財政難の教団躍起 鈴木エイト氏入手の訪韓ツアー申込書で“現金持ち出し”お願い

[ 2023年10月13日 16:58 ]

 ジャーナリストの鈴木エイト氏が13日、読売テレビ「ミヤネ屋」に出演。財政難がささやかれる旧統一教会の資金回収方法を紹介した。

 昨年7月の安倍元首相の銃撃事件以降、日本から教団への送金は急速に減っている。教団は資金回収に躍起となっているとみられている。その証左となる資料をエイト氏は入手。6月に韓国で行われた「修練会」に参加する訪韓ツアーの参加申し込みで、そこで信者に100万円未満の“現金持ち込み”を指南していた。「外国為替法による制限があるので、予約は1人当たり100万円未満を限度としてください。100万円以上になる場合、税関に申告の義務があります」と“注意書き”も付け加えられていたという。

 また、番組では教団の「ラスベガス家庭教会HP」が今月4日に更新した内容を紹介。「私たちの運動が世界中で、特に日本とアメリカで深刻な財政難に直面している」と書かれており、教会自体が資金不足を認めていることも明らかになった。さらに教団トップの韓鶴子氏の写真を掲載したうえで「親孝行の心でお母さまを慰めたい」とつづった。エイト氏は「お母さまを慰める、というのはもっと献金をしなさいよ、ということ」と解説した。

 また、司会を務める宮根誠司アナは教団の声明「気がつくと私たちはマスコミ報道によって絶対悪のモンスターのようにされた、(中略)垂れ流すだけのマスコミ報道を鵜呑みにした大多数の国民に対して私たちの教団の真実の姿を伝えることができなかった」を紹介。「こういう取材をしました、こういう話がありましたと教団側には投げている。決して垂れ流しにはしていない」と反論した。

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