室井佑月 会見での東山紀之、井ノ原快彦に対する質問に憤り「被害者だもん、構造の中で彼ら」

[ 2023年9月9日 19:03 ]

作家でタレントの室井佑月
Photo By 提供写真

 作家でタレントの室井佑月(53)が8日、金曜パートナーを務める文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ!」(月~金曜後1・00)に出演。ジャニーズ事務所がジャニー喜多川元社長による性加害を認め謝罪した会見について自身の見解を示した。

 室井氏は「私これね、どうなのかなと思って」と話し始め「新幹線で見てきたのよ、会見の模様。私、性暴力って憎んでるし、なくなれと思うけど、そういうふうな性暴力が普通に行われたという構造を作ったっていうか、それを担ったというか…協力してたのは、マスコミとかメディアだと思うのね。なのに、会見でさ、イノッチとかヒガシに『お前らどうなんだ?』みたいな感じ、あれっていうのは滅茶滅茶なんていうの…ひどいことだと思うよ」と、新社長に就任した東山紀之、ジャニーズアイランド社長の井ノ原快彦に対する質問に憤っていた。

 ジャーナリストの青木理氏は「おっしゃる通りだなと思うことも多い」と言う一方で「東山さんっていうある種ジャニー喜多川さんが一番気に入っていて、事務所の中でずっと長くいらっしゃったっていう方が、後継者につく。しかも、藤島ジュリー景子さんが100%の株を持ったままだっていうので、どこまで本気で、被害者の人たちに対する補償とかということをやっていくのかと言うのは、本当にこれからの問題」と語った。

 室井氏も「そこは新しく進んだことって全然感じなかったし」としながらも、4時間12分に及ぶ会見の中で、東山や井ノ原らに対し、自身の性被害のことなどを聞く質問も出たことに対し「でも、一タレントだったわけでしょ?彼らだって。なのにさ、例えば性被害があったとか、見てたっていうことがあったとしても、それを言わないっていうのも個人の権利だと思うのね」とし「なのに自分たちメディア機関の人間なのに『お前らどうなんだ』っていう…。まずさ、戦争の時にメディアって協力してたから、新聞の日に絶対反省するでしょ。あの一言もなく、よくそんなこと。被害者だもん、構造の中で彼ら」と力説していた。

続きを表示

この記事のフォト

「美脚」特集記事

「STARTO ENTERTAINMENT」特集記事

2023年9月9日のニュース