やくみつる氏 ジャニーズ事務所の社名存続に異議、解散提案「そこからやり出さないと無理かな」

[ 2023年9月9日 14:47 ]

ジャニーズ事務所
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 漫画家やくみつる氏(64)が9日、TBSラジオ「ナイツのちゃきちゃき大放送」(土曜前9・00)に生出演し、7日の会見でジャニー喜多川元社長の性加害を認めて被害者に謝罪したジャニーズ事務所の今後について、自身の見解を示した。

 会見では、加害者の名を冠した現社名を現状は残すことを発表した。ただ、井ノ原快彦が「(社名が)犯罪者の名前ってことですよね?これからも考え続けていかないといけない。ただ、今、17グループ、デビュー組でいて、ジュニアにも10グループある。みんなで時間をかけて考えて、変えるんだったら変える。変えないんだったら変えない。みんなの了承を得てやっていかないといけない」とコメントし、今後の社名変更に含みを持たせた。東山紀之新社長も変更の可能性に「それもあります」と答えていた。

 この判断に、やく氏は「(東山らが)ジャニーさんのことをあれほどあしざまにと言ってもいいくらいの言葉で難詰した後でも、きっとそこには郷愁というのがあるんでしょう」とコメント。しかし、「プライドという言葉を使ってらっしゃいましたけど、社名はそのままで行くと。これは効かないだろうなと正直に思いますよね。その名前をいただき続けるというのは、許されることじゃないだろう」と異議を唱えた。

 8月には外部専門家による再発防止特別チームの報告書で、組織について「解体的な見直し」の必要性を提言されていた。やく氏も「本当に1回、解散して、そうすると、それまでの既存の株主とかご破算になっちゃいますよね。そこからやり出さないと無理かなと。新社名、たとえばですけど“東芸能社”みたいな、そういう感じの。旧社名にこだわる必要はないんじゃないかな」と、会社組織として解散からの再出発を提案していた。

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