マカえん・はっとり　ロックバンド「はっぴいえんど」の歌詞に感銘「さりげなく、クール」

マカロニえんぴつ・はっとり
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　人気ロックバンド「マカロニえんぴつ」のボーカル・ギターのはっとり（30）が、2日放送の日本テレビ「世界一受けたい授業」（後7・00）にVTR出演。ロックバンド「はっぴいえんど」の名曲について語った。

　「はっぴいえんど」の曲を大学時代から聴いていたはっとり。「さりげなく、クールなんですね。言葉の置き方がとっても勉強になった」とし、中でも「風をあつめて」の歌詞に感銘を受けたという。「摩天楼の衣擦れって何なんだろうっていうね。そういう言葉が最初からあったように感じさせて、景色がパッと何となく浮かぶんですよね」と語った。「パッて見た時の、何となく脳が一瞬処理した情報を言語化する力が、ずば抜けてらっしゃるので、とても参考になります」とした。

　これに対し、スタジオの「はっぴぃえんど」元ドラマーで作詞家の松本隆氏（74）は「僕がこれ（「風をあつめて」）を書いたのは50年前、20歳ですからね。そういう詞を今の人たちが支持してくれるのはとても幸せですよね。ものづくりとしてはね」と喜んだ。さらに「摩天楼の衣擦れ」については「スモッグがあったんですよね、70年代。スモッグがあると下に溜まるじゃないですか。そうすると高層ビルが女の人に見える。ドレスを着ている。そういうのを“摩天楼の衣擦れ”と言ったんですよ」と歌詞を思いついた経緯を説明した。