長濱ねる　今月4日に25歳の誕生日　「格好いい大人に成長したい」

初のエッセイ集「たゆたう」発売記念イベントに登場した長濱ねる　（撮影・小田切　葉月）
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　元「欅坂46」で俳優の長濱ねる（24）が2日、都内で初のエッセイ集「たゆたう」（KADOKAWA）の発売記念イベントを行った。

　雑誌「ダ・ヴィンチ」で3年間連載したエッセイから厳選、改稿を加えた本作。アイドルとしての活動を経て、ソロタレントとして新たなスタートを切った長濱が、日常の出来事や大切な人たちとのエピソード、時には悩み事までを赤裸々につづっている。「かねてより本に携わる仕事がしたかった。今回エッセイが一冊の本になってうれしい」と笑顔を見せた。

　20歳でグループを卒業し、その後はバラエティー番組やCMなど幅広く活躍。現在放送中のフジテレビ系「ウソ婚」（火曜後11・00）ではヒロインを演じるなど俳優業にも取り組んでいる。タイトルの「たゆたう」には、「たゆたえども沈まず」という言葉から。「自分の環境や気持ちが変化する様子などが“たゆたう”という言葉にフィットすると思った」と話した。

　今月4日には25歳の誕生日。「なんとなく年齢の区切りにこだわっている様な気がして、本も24歳の間に出したいとお願いしました」と振り返る。自身は小説はもちろん、児童書も好きだという。「25歳になったら、格好いい大人に成長したい。小学生や、まだ小学生になっていない子に児童書をすすめる活動をしたい」と語った。