藤井王将 最年少7冠へ思い出の長野県高山村“藤井荘”で「全力を尽くしたい」 名人戦第5局前夜祭

[ 2023年5月31日 05:30 ]

あいさつでマイクが途切れ苦笑いの藤井聡太王将(右)。左は渡辺明名人(撮影・我満 晴朗)
Photo By スポニチ

 将棋の第81期名人戦7番勝負(毎日新聞社、朝日新聞社主催)第5局は31日、長野県高山村の緑霞山宿・藤井荘で始まる。30日には渡辺明名人(39)と挑戦者・藤井聡太王将(20)=竜王、王位、叡王、棋王、棋聖含む6冠=が現地入りして対局場を検分し、同村保健福祉総合センターでの前夜祭に参加した。

 名人戦3連覇中ながら1勝3敗と追い込まれている渡辺は「あした(31日)からは目の前の一局、結局その目の前の一局をやっていくしかない。自分の持てるものを出し切って頑張っていきたい」と抱負を述べた。勝てば史上最年少名人で史上最年少7冠となる藤井王将は、数年前に家族旅行で高山村を訪れたエピソードを明かした。「このような所で対局できることをうれしく思う。ここまでの4局の経験を生かし、よりよい将棋ができるよう全力を尽くしたい」と決意を表明した。

続きを表示

「美脚」特集記事

「STARTO ENTERTAINMENT」特集記事

2023年5月31日のニュース