安住紳一郎アナ 「近年は離職者が相次いで」ぶっちゃけに長野智子アナ「生々しいスピーチに」

[ 2023年5月31日 16:22 ]

第60回ギャラクシー賞贈賞式に出席したTBS安住紳一郎アナウンサー(撮影・佐藤萌花)
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 TBS安住紳一郎アナウンサー(49)が31日、都内ホテルで、優れた放送に贈られる第60回ギャラクシー賞(放送批評懇談会主催)の贈賞式に出席した。

 2005年に放送を開始したTBSラジオ「安住紳一郎の日曜天国」でパーソナリティーを務めて18年目。「にち10(てん)」の愛称で親しまれる同番組は、ほっこりしたエピソードトークに加え、時にはリスナーとの不思議な縁や偶然に誠実に向き合い、時には涙するなど、その人柄で日曜の朝に彩りを加える人気番組へと育てた。その功績がたたえられ、ラジオ部門のDJパーソナリティー賞を受賞した。

 現在はエグゼクティブアナウンサーの肩書で、局長待遇。司会を務めた、元フジテレビアナウンサーでフリーの長野智子からは「アナウンサー界の大谷翔平ですよ」と絶賛されると、安住アナは「どういうことですか?」と問い返した。さらに「これからも社員アナウンサーにこだわられるんですか?」とも聞かれると、「それ、長野さんが言って説得力あります?」と鋭い切り返しで笑わせた。

 安住アナはTBSホールディングスの佐々木卓社長と、数年前に面談したことを回想した。「優秀なアナウンサーがフリーになるというだけでなく、優秀なアナウンサーこそ局に残って欲しいと、いろいろ待遇面などを相談させていただきまして。非常に理解ある社長で、“ぜひ局アナとして、いろいろこれからもやってこう”という話が何年か前にありまして」。さらに「テレビ、ラジオの変革期にドラスティックに関われるのが、放送局員の立場でもあるなということで続けております」と、自身の考えを披露。一方で、「施策とは裏腹に、近年では離職者が相次いでいます」と自虐を込めて笑わせた。安住アナのぶっちゃけトークに、長野アナは「生々しいスピーチになりました」と返した。

 ギャラクシー賞は日本の放送文化の向上のため、優秀な番組や個人、団体をたたえる賞で、1963年に創設され、今年で60周年の節目を迎えた。対象は昨年4月1日~今年3月31日までの作品、個人、団体。

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