「ちむどんどん」暢子、ついに涙の休業…“乗組員”重子の激励も「素敵な船長に、お母さんになってね」

[ 2022年9月6日 08:15 ]

連続テレビ小説「ちむどんどん」第107話。いったん休業することを決めた暢子(黒島結菜)と和彦(宮沢氷魚)(C)NHK
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 女優の黒島結菜(25)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は6日、第107話が放送された。

 <※以下、ネタバレ有>

 朝ドラ通算106作目。タイトルは沖縄のことばで「チム(肝=心)が高鳴る様子」「胸がドキドキする」という意味。映画「パッチギ!」「フラガール」などで知られ、2014年後期「マッサン」を担当した羽原大介氏がオリジナル脚本を執筆。今年、本土復帰50年を迎えた沖縄を舞台に、沖縄料理に夢を懸けるヒロイン・比嘉暢子(のぶこ)ら個性豊かな4きょうだい、本土復帰からの歩みを描く。

 第107話は、暢子(黒島)の沖縄料理店「ちむどんどん」は客足が伸びない。矢作(井之脇海)への給料が支払えないと暢子は焦り、頭を抱える。そんな時、重子(鈴木保奈美)が来店し…。清恵(佐津川愛美)の過去が明らかになり、賢秀(竜星涼)と清恵は大ゲンカ。賢秀は養豚場を去ることを決意し、寛大(中原丈雄)に別れを告げるが…という展開。

 追加融資は困難。鶴見北西信用金庫の坂田(安井順平)は「今でしょ。資金繰りに困っているのは」などと人件費削減を提案した。

 和彦は原稿料を暢子に渡し、早めに矢作に次の仕事を探してもらった方が誠実だと促した。

 暢子は調理の火をかけっぱなしのまま。豚肉が無駄になり、矢作が叱責した。

 そこへ重子と波子(円城寺あや)が差し入れを持って現れる。重子は「あなたの冒険旅行をわたくしたちも一緒に楽しみたい。あなたの船の乗組員のつもりでいるの」「とにかくどんな時でも食べるの。食べて休んで、前よりもっと強くなって、素敵な船長に、お母さんになってね」などと激励した。

 しかし、暢子と和彦は二ツ橋(高嶋政伸)のアドバイスを思い返した。オープンから約3カ月。「暢子はいったん、ちむどんどんを休業することに決めました」(語りジョン・カビラ)。暢子は和彦の胸で涙した。ちむどんどん、一体どうなる?

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