石田ゆり子改め「lily」53歳CDデビューへ「なんだか夢見ているよう」、10・26ミニアルバム発売

[ 2022年9月6日 04:00 ]

CDデビューする石田ゆり子 Photo By提供写真
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 女優の石田ゆり子(52)が、音楽プロジェクトで使用する「lily(リリー)」の名義でCDデビューする。10月26日にミニアルバム「リトルソング」を発売。シンガー・ソングライター大橋トリオ(44)のプロデュースで、昨年12月からひっそりと音楽活動を始めていた。

 昨年12月に大橋の楽曲「MAGIC」のカバーで配信デビュー。CDには、その後に発表した「うたかた」「東京の空」など計5曲を収録する。優しさやかわいらしさを感じさせる癒やし系の歌声で、石田のイメージ通り。オリジナル曲は全て作詞も手がけた。

 石田は「歌を歌うこと、歌詞を書くこと。それがこうして形になり、世の中に出ていくこと。私の人生にそんなことが起こるんだなあと、大げさかもしれませんが、なんだか夢を見ているような気持ち」とコメント。デビュー前の10月3日に53歳を迎えるが、初々しさたっぷりだ。

 表現を仕事としてきただけに、歌うことへの憧れはあった。それが具体的に動き出したのが昨年。関係者から「歌をやってみない?」と提案され、「心の奥にポッと火がついたような気持ちになった」という。元々、大橋の曲をよく聴くファンで、それを知った大橋がプロデュースを引き受けて動き出した。

 芸能活動開始から35年での新たな挑戦。石田は2016年に出演したTBSドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」が大ヒットしたのを機に、若者のファンも大幅に増加。その美貌から“奇跡のアラフィフ”と呼ばれ、インスタグラムのフォロワーは50代では異例の305万人超。音楽活動も既に注目を集めている。

 初のライブ出演も決定。11月3日に東京国際フォーラムホールAで開かれる大橋のデビュー15周年公演にゲスト出演する。ステージで生歌を披露するのは初めてで「今から緊張で倒れそう」とドキドキが止まらない様子だ。

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2022年9月6日のニュース