八代英輝氏 「ランチに行くこと自体が悪、みたいなメッセージが政府から出てきてはいけない」

[ 2021年1月14日 11:41 ]

八代英輝弁護士
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 弁護士の八代英輝氏(56)が14日、コメンテーターを務めるTBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。新型コロナウイルス特別措置法に基づく緊急事態宣言による飲食店への営業時間短縮要請について言及した。

 菅義偉首相は13日の記者会見で「不要不急の外出については、飲食店が閉まる夜8時以降だけでなく日中も控えていただくようお願いいたします」と呼びかけ、西村康稔経済再生担当相も12日の記者会見で「夜の飲酒を伴う食事の場面、会食の場面が感染を広げる大きな要因となってきており、特に(午後)8時以降の外出自粛をお願いしているが、昼食、ランチはみんなと一緒に食べてもリスクが低いわけではない」と述べている。

 八代氏は「政府は“昼間は行っちゃダメ”というように受け取られるメッセージを出してはいけないと思う」とし、「例えばオフィス街の飲食とかランチの難民になってしまうような方がたくさん出てしまいます。政府が懸念しているのは、ランチだからいいだろうって盛り上がってお酒を飲んだりしてすまうこと、それは多くの方が理解していると思う」と指摘。その上で「例えば4人以上のグループの会食を控えるようにとか、政府はもっと具体的にメッセージを発出していかないと。大臣のメッセージにサイゼリヤの社長が強く反発していましたけど、やはりランチに行くこと自体が悪、みたいな、ランチで店を開けていることも本来は推奨されないみたいな、そういったようなメッセージが政府から出てきてはいけない」と自身の考えを述べた。

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2021年1月14日のニュース