山田洋次監督 柴又駅特別装飾に感慨「寅さんが愛されるように」、倍賞千恵子「懐かしい写真で楽しんで」 

[ 2020年12月19日 05:30 ]

京成電鉄柴又駅で、渥美清さんが演じた寅さんの写真などで装飾された柱
Photo By 共同

 山田洋次監督(89)と女優の倍賞千恵子(79)が18日、京成柴又駅(東京都葛飾区)の映画「男はつらいよ」特別装飾「寅さんのいる柴又」の完成記念セレモニーに出席した。

 ホームの駅看板は、寅さんのジャケットの格子柄と、寅さんと妹さくらのシルエットがあしらわれたデザインに模様替え。計11本の柱は、映画のカットやメーキング写真などで彩られた。

 山田監督は「52年前にホームで初めてロケを行って、100回、200回と訪れてきた。柴又はいまだに昔の形をとどめているのがうれしいし、リニューアルでこれからも寅さんが愛されるように」と感慨深げ。さくら役の倍賞も「初めて電車に乗ったお兄ちゃんを見送った日のことを思い出していました。お兄ちゃんの懐かしい写真で楽しんで」と呼び掛けた。

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