「監察医 朝顔」フジ佐野瑞樹アナ 芝居初挑戦!風間俊介の先輩警察官役「心拍数が…」6年ぶり月9出演

[ 2020年12月19日 07:00 ]

月9「監察医 朝顔」に第8話から警察官役でレギュラー出演する佐野瑞樹アナウンサー(C)フジテレビ
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 フジテレビの佐野瑞樹アナウンサー(49)が同局“月9”ドラマ「監察医 朝顔」(月曜後9・00)に第2章スタートの第8話(21日放送)から自身初のドラマレギュラー出演を果たすことが明らかになった。ヒロインの夫・桑原(風間俊介)の先輩警察官役。過去のドラマ出演はいずれもアナウンサー役で、今回が芝居初挑戦となる。月9出演は2014年7月期「HERO」(第2期)以来6年ぶり。

 女優の上野樹里(34)が06年10月期の大ヒット作「のだめカンタービレ」以来、13年ぶりの月9挑戦となった昨年7月期のヒューマンドラマの続編。シーズン2は33年の歴史を誇るフジテレビの看板枠・月9史上初の2クール連続放送となる。06年から「週刊漫画サンデー」に連載されていた同名の人気医療漫画(原作・香川まさひと、漫画・木村直巳)を大胆にアレンジし、上野演じる法医学者・万木朝顔(まき・あさがお)が遺体の解剖を通じて事件の真相を探る姿を描く。

 前回の第7話(14日)で田村聖奈(中村里帆)射殺の容疑が無事に晴れた朝顔の夫・桑原。しかし、この事件における桑原の行動を神奈川県警内の一部が問題視し、研修という名目ながら、ほとぼりが冷めるまで長野県警への異動を命じられる。捜査一課の刑事だった桑原は単身赴任し、交番勤務に。久々に制服に身を包み“町のお巡りさん”として走り回る日々が始まる。

 佐野アナが演じるのは、同じ交番に勤務する同僚で先輩の警察官・竹岡宏文。報道、情報、バラエティーと活躍してきたベテランの佐野アナだが、過去に出演したドラマはいずれもアナウンサーやニュースキャスター役。初めて制服に袖を通し、警察官役で初の芝居に挑む。

 竹岡は生まれも育ちも長野県。長野県警に採用されてからは一貫して交番勤務を続けてきた生粋の“お巡りさん”。人柄もかっぷくも良く、地元の住民から愛される竹岡と桑原の2人が新たな「監察医 朝顔」の名物コンビとしてドラマを盛り上げる。

 佐野アナは「初めてオファーを聞いた時はアナウンサー役ではないことに驚きました。警官役で、ほんの少しですが、セリフもあると…。その日からドラマをやるんだと思い出す度に心拍数が上がりました。慣れないことはするものではないと、日に日に感じるように…」と緊張の様子。経験豊富なベテランも「初めてのことですから、役作りなんてありませんし、できません。とにかく台本を読み込んで、自分の役柄、前後のあらすじなど、台本で分かる限りのことを理解しようとするのみです。そして心拍数が上がっていくのみです」と初体験に苦笑いいした。

 コンビを組む風間については「それはそれは優しく接してくださいました。ド素人の演技を包み込むように対応してくださいました。派出所ではイスから立ち上がったり、自転車に乗ったりしますが、その1つ1つの動作が普段とは違うものになってしまったり、やってみると難しいものだなと…餅は餅屋だと痛感しました。また、他のシーンでは(検視官・伊東役の)三宅弘城さんにも助けていただきました。三宅さんとは共通の趣味がサウナということが分かり、本番ギリギリまでサウナの話をしてくださり、私の緊張をほぐしてくださいました。それから平野眞監督は会社の先輩ですが、シリアスなシーンであっても、よくまぁここまで冗談が出てくるなぁというくらいお話をしてくださり、現場の雰囲気を調和させるという意味で、さすがだなと思いました」と感謝。

 「ドラマ自体の見どころはふんだんにありますが、私のシーンの見どころと言っても、ただただド素人の演技を見て笑って(?)いただきたいと思います。竹岡という“町のお巡りさん”の雰囲気が少しでも出ていればいいなと思います。私のシーンは少しだけ我慢していただいて、全編是非ご覧ください!」と呼び掛けた。

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2020年12月19日のニュース