「エール」古舘伊知郎 29年ぶり朝ドラ!興行主役 「君の名は」の反省から恩返し出演「うれしかった」

[ 2020年4月23日 20:40 ]

連続テレビ小説「エール」で約29年ぶりに朝ドラに出演する古舘伊知郎(C)NHK
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 フリーアナウンサーの古舘伊知郎(65)がNHK連続テレビ小説「エール」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)にゲスト出演し、「君の名は」(1991年4月~92年3月)以来、約29年ぶりに朝ドラ出演を果たすことが分かった。司会を務める同局「ネーミングバラエティー 日本人のおなまえっ!」(木曜後7・57)の23日放送で自ら発表した。国際作曲コンクールに入賞した主人公に音楽会を開催したいと申し出る興行主役で、今月28日放送の第22話で初登場。古舘は「前回の反省があるので、もう1回、朝ドラに呼んでいただけた時は恩返しのために出なきゃいけないと思っていました」「『下町ロケット』は『エール』のための予行演習みたいなもん(笑)」などと久々の朝ドラ参戦への心境を語った。

 俳優の窪田正孝(31)が主演を務める朝ドラ通算102作目。モデルは全国高等学校野球選手権大会の歌「栄冠は君に輝く」などで知られ、昭和の音楽史を代表する作曲家・古関裕而(こせき・ゆうじ)氏(1909~1989)と、妻で歌手としても活躍した金子(きんこ)氏。昭和という激動の時代を舞台に、人々の心に寄り添う曲の数々を生み出した作曲家・古山裕一(窪田)と妻・関内音(二階堂)の夫婦愛を描く。男性主演は14年後期「マッサン」の玉山鉄二(39)以来、約6年ぶり。

 古舘の朝ドラ出演は、女優の鈴木京香(51)がヒロインを務めた第46作「君の名は」以来、約29年ぶり2作目。古舘は主人公の友人で佐渡の詩人・本間定彦を演じた。

 当時はF1実況のため、世界を駆け回っていたが「F1の実況が入ると『出番を少なくしてください』とお願いして、海外から戻ってきて朝ドラをちょこっとやるみたいな、不謹慎極まりないことをしてしまいました。『そもそも役者じゃないから』と文化祭気分で現場でフザケたりして。その反省があるので、もう1回、朝ドラに呼んでいただけた時は恩返しのために出なきゃいけないと思っていました。うれしかったですね」とオファーを快諾。「もう1つは今回、出番が少ないので、サブリミナル効果みたいなところがあって、ほとんど肉眼で確認できない。それなら、気が楽だなと思って」と笑いを誘いながら明かした。

 今回演じるのは、愛知県で音楽関係の興行を取り仕切る鶴亀寅吉(つるかめ・とらきち)。1930年(昭5)7月、裕一(20歳)は文通相手の音(18歳)に会うため、福島から愛知・豊橋に向かう。裕一が国際作曲コンクール入賞者だと聞きつけた寅吉は、裕一と音に演奏会開催を持ち掛ける。

 「さっき『出番が少ないから、気が楽』と言いましたが、やっぱり出番が少ない分だけ集中しないといけないですからね。これだけの金看板のドラマ。アッという間に終わっちゃう分だけ、視聴者の皆さんに『古舘はどうして出演したの?』なんて言われないためには『手は抜けない。気は抜けない』と正直、気が引き締まりました」と2日間の撮影に挑んだ。

 2018年10月期のTBS日曜劇場「下町ロケット」(日曜後9・00)に主人公の前に立ちはだかる悪役(小型エンジンメーカー社長)としてレギュラー出演。27年ぶりの俳優業が話題を呼んだ。「『下町ロケット』は予行演習みたいなもんです。『エール』のためのリハーサルです。そこはTBSにも仁義を切っていますから」と再び冗談めかした。

 制作統括の土屋勝裕チーフプロデューサーは「古舘伊知郎さんの軽妙な語り口が、この役にピッタリと思ってオファーしました」と起用理由を説明。「鶴亀寅吉という縁起の良さそうなお名前。そんなお名前に相応しいかどうかは、ドラマを見てのお楽しみ!ということで、是非『エール』の古舘さんの登場をお楽しみに!」と予告した。「下町ロケット」の経験を生かした古舘の演技が、どのようなインパクトを残すのか、期待される。

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