クドカン、“切り札治療薬”アビガンで「熱下がった」 ラジオで生電話報告

[ 2020年4月21日 05:30 ]

新型コロナウイルス感染の経過を説明した宮藤官九郎
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 新型コロナウイルス感染を先月31日に公表し、今月7日に退院した脚本家で俳優の宮藤官九郎(49)が20日、月曜パーソナリティーを務めるTBSラジオ「ACTION」に電話で生出演し、新型コロナウイルス治療への“切り札”とされる抗インフルエンザ薬「アビガン」を投与し、病状が回復したことを報告した。感染公表後、初めての肉声となった。

 「今日で経過観察の2週間が終わりました」と報告。「普通に生活をしていいと言われているのですが、出掛けて普通に社会生活する気にはならない。家から一歩も出ていません」と現状を伝えた。

 自身の病状の経過についても説明。体の不調を感じた当初は、背中の痛みと体温の上下変動が多く、病院からは腎盂(じんう)炎と診断されたという。その後、検査を続ける中で腎盂炎ではない症状も見られるようになり、改めて再検査をして新型コロナウイルスの感染が発覚した。当初は安静にして様子を見る予定だったが、入院したその日に発熱。医師の指示の下「アビガン」を投薬した。

 同薬は新型コロナウイルスへの治療効果が期待されており、すでに政府が200万人分の備蓄を決定。宮藤は「病院の先生いわく、初期に薬を使ったのが良かった。(投薬後)6日間くらいで徐々に熱が下がってきた」とその効果を実感したことを語った。

 入院期間を振り返り「廊下には先生がいっぱいいて『ドクターX』みたいだった」とジョークも。「(感染しても)深く落ち込まないように。治る病気なので落ち込まないでください」とリスナーへメッセージを送った。

 また、自身が感染したことについて「僕の不注意でした。家族や仕事関係の人に大変な迷惑をかけて信用を失ってしまった。申し訳ありませんでした」と謝罪した。

 ▼アビガン 国産の抗インフルエンザ薬で2014年に国内で認可を受けた。新型コロナの治療薬としての薬事承認に向け、3月末から臨床試験が進められている。感染直後や軽症患者への改善傾向がみられる一方、ウイルスが増殖した重症者への効果は薄いとの見方も。胎児への影響など副作用が指摘され妊娠中や妊娠の可能性のある女性には投薬できない。薬が精液中に移行するため男性への投与も注意が必要とされる。製造元の富士フイルム富山化学が段階的に増産を行うことを表明。既に海外20カ国への無償供与が決定し、30カ国以上とも調整中。 

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