加藤どうする?ナイナイ岡村「辞めると言っても絶対に辞めさせません」

[ 2019年7月27日 06:00 ]

吉本興業 分裂危機

「ナインティナイン」岡村隆史(左)と「極楽とんぼ」加藤浩次
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 闇営業問題に端を発した吉本興業の分裂危機で、ナインティナインの岡村隆史(49)が26日、退社の意向を示している極楽とんぼの加藤浩次(50)を引き留める構えを見せた。加藤は同日の日本テレビ「スッキリ」で、騒動を大きくした原因を作ったことを謝罪。吉本残留へ“加藤の乱”が収束する可能性も出てきたが、まだ障壁は残る。

 経営陣にかみつき退陣を迫った加藤が一気にトーンダウンした。26日の日本テレビ「スッキリ」で「僕が発言して、事が大きくなっていることにおわびと謝罪をしたい」と陳謝した。

 22日の同番組で「変わらないなら僕は会社を辞める」と宣言。その後も会社批判を繰り返し、多くの後輩芸人が同調。内紛を大きく広げる原因となった。関係者によれば、日テレには「公共の電波で何をやっているのか」や「番組を続けて」など、苦情も含む電話が殺到しているという。

 その加藤を引き留めるべく、岡村が動きだした。26日未明にラジオ番組で“加藤の乱”に初めて言及。「辞める必要性なんかどこにもない。吉本にいないといけない人間だし、いなくなってもらうと困る」と訴えた。

 加藤はフジ「めちゃ×2イケてるッ!」で長年共演してきた戦友。「勝手に言いますけど、加藤浩次は辞めません。辞めると言っても絶対に辞めさせません」と擁護した。周囲に「フリーでやるしかない」と話していた加藤もこれには心を動かされた様子だ。

 ただ“加藤の乱”の収拾を図るには大きな問題が横たわる。加藤は大崎氏と岡本昭彦社長の2トップに辞任を迫った。その中でパワハラ疑惑が浮上した岡本氏に対して番組の生放送で「そういうことをする人です」「社員に恫喝(どうかつ)みたいな“おい、おまえら”って言う人」などと個人攻撃。テレビ局関係者は「公共の電波で人格否定するような内容。吉本としても絶対に見逃すことはできないでしょう」と指摘した。

 また、加藤は先輩である「ダウンタウン」の松本人志(55)に対しても意見した。「大崎さんが辞めるんだったら僕も辞める」と話すなど現体制支持の松本に「後輩ながら言わせていただきますけどトップが責任取れない会社って機能してるのかな」と言い放った。

 残留をするにしても、わだかまりを解消しなければ戻ることは難しい。関係者は「松本さんとは芸人同士なので、加藤さんが腹を割って話せば気持ちも通じるでしょう。ただ岡本社長は別。残留を決めた場合、直接会って頭を下げるしかない」と話した。

 現在の経営陣とは距離のある加藤。相方の山本圭壱(51)が06年に淫行問題で解雇され、復帰までに10年がかかった。中堅芸人によると、その間に復帰を巡って経営陣との衝突もあったという。現時点では、岡本氏との直接会談はまったく見えない状況。加藤の行動に注目が集まる。

 《アドバイザリー設置には理解も》加藤は吉本から25日発表された第三者による「経営アドバイザリー委員会」の設置に理解を示した。有識者らにアドバイスを求めて経営改革をしていく会社の動きに「どうなるのか、見届けたいという気持ちはある」と話した。加藤とともに会社批判をしていたハリセンボンの近藤春菜(36)も「会社として変わろうとしている意思は見えた。中立の立場の方、第三者が入るのはいいことだと思う」と話した。

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