藤井聡太七段 王将戦1次予選4組決勝で千田翔太七段と対戦

[ 2019年6月22日 11:47 ]

大阪王将杯王将戦の1次予選4組決勝で対局する千田翔太七段(左)と藤井聡太七段。対局前に千田が駒袋を開ける
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 将棋の最年少プロ棋士、藤井聡太七段(16)が22日、東京都渋谷区の将棋会館で第69期大阪王将杯王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)の1次予選4組決勝に臨み、千田翔太七段(25)と対戦。午前10時に対局が始まった。藤井、千田ともに勝てば初の2次予選進出となる。

 特別対局室に藤井、千田の順に入室し、千田が上座に着いた。振り駒の結果、と金が4枚となり、藤井の先手番に決まった。藤井はいつも通りお茶に口をつけると、すぐには指さず思案を巡らすような仕草を見せたのち、1分を消費して角道を開けた。初手としては普通だが、居飛車党の藤井は先後どちらの手番でも飛車先の歩を突くことがほとんどだけに、珍しい出だし。千田は飛車先の歩を突き、序盤はクラシックな相矢倉の駒組みに進んだ。

 対局開始直後には、記録係のタブレットとモバイル棋譜中継をつなぐシステムにエラーが発生。対処のため、対局が一時中断されるハプニングもあった。持ち時間は各3時間で、昼食休憩を挟み、夕方ごろ終局の見込み。

 千田は17年棋王戦でタイトル挑戦経験がある若手の実力者。コンピューター将棋に精通していることでも知られる。森信雄七段門下で関西本部所属だったが、現在は関東に拠点を移している。藤井と千田は同年4月にNHK杯1回戦で対戦(放送は5月)し、この時は藤井が勝利した。

 藤井の王将戦予選出場は3度目。過去2度はいずれも1次予選で敗退した。今期は1次予選2回戦から登場し池永天志四段(26)、森内俊之九段(48)、北浜健介八段(43)に勝って決勝に進出。千田は飯島栄治七段(39)、先崎学九段(49)、佐々木大地五段(24)に勝ち、決勝に駒を進めた。

 今期の王将戦1次予選は棋士が1~7組に分かれ、各組の勝者が2次予選に進出する。タイトル保持者らが加わる2次予選は18人が6人ずつ3つの組に分かれ、各組の勝者が挑戦者決定リーグ戦に進む。この3人に前期上位4人を加えた7人で9~11月ごろ、総当たりのリーグ戦を実施。最上位者が来年1月に開幕する7番勝負で、現保持者の渡辺明王将(35、棋王との2冠)に挑戦する。

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