藤山直美 復帰後初の“本拠地”舞台へ「だいぶ戻ってきたな、と実感」

[ 2019年5月2日 17:45 ]

舞台「笑う門には福来たる」の公開舞台げいこに参加した(左から)西川忠志、田村亮、喜多村緑郎、藤山直美、林与一、石倉三郎
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 女優・藤山直美(60)が2日、大阪松竹座で3日に開幕する主演舞台「笑う門には福来たる」の公開げいこを行った。

 吉本興業の創業者・吉本せいの激動の生涯を描く話題作。藤山にとっては17年の初期乳がん手術から昨夏に復帰して以来、初めての“本拠地”大阪での舞台となる。けいこ前に取材に応じた藤山は「体力もちょっとずつ戻ってきている感じです。100%じゃないですけれども皆さんに助けて頂きながら“だいぶ戻ってきたな”という実感はありますね。花道のある舞台も久々ですし、大阪のお客さんに喜んでもらえたらいいなあ、と思っております」と笑顔で話した。

 これを受け、夫・吉本泰三役の田村亮(72)は「けいこの段階から、直美さんはエンジン全開って感じ。これで幕が開いてお客さん入ったらどうなるんだろう?というぐらい」と太鼓判を押した。

 新元号「令和」について問われると、劇場近くを流れる道頓堀川での“ダイブ騒動”をにらみ「私、飛び込んでませんよ」と笑わせた直美。「この舞台が、さい先がいいスタートになればいいな、と思っています」と思いをはせた。

 続けて「どの時代になりましても、お客さんに喜んで頂けるお芝居をすることしか考えてませんし。私も還暦になりまして、固形燃料も少なくなりました。今さら大阪城買うわけじゃなし、プライベートジェットでハワイ行くわけじゃなし。その固形燃料はすべて、お客さんに喜んでもらえるお芝居に使います」と誓っていた。公演は26日まで。東京・新橋演舞場で7月3~27日。

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2019年5月2日のニュース