最優秀棋士賞に豊島将之2冠 藤井聡太七段は“神の一手”で升田幸三賞初受賞

[ 2019年4月1日 15:14 ]

藤井聡太七段
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 平成30年度の将棋大賞選考会が1日、東京都渋谷区の将棋会館で行われ、最優秀棋士賞には豊島将之2冠(28)が初選出された。優秀棋士賞は王将、棋王の渡辺明2冠(34)が6度目の獲得。

 昨年「7冠」を獲得した藤井聡太七段(16)は記録部門で最高勝率・849の1冠に終わったが、升田幸三賞の初受賞が決まった。同賞は新戦法や妙手を編み出した棋士に与えられるもので、昨年6月5日に行われた竜王戦5組ランキング戦・石田直裕五段戦の終盤に指した「7七同飛成」が対象。AIを超えた「神の一手」として有名になった。

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