NHK放送総局長 「まんぷく」に感謝「いいドラマだった」 次回作「なつぞら」にも期待感

[ 2019年3月20日 16:40 ]

NHK
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 NHKの木田幸紀放送総局長が20日、東京・渋谷の同局で定例会見を行い、3月30日に最終回を迎える女優の安藤サクラ(33)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「まんぷく」(月~土曜前8・00)について「いいドラマだった」と感謝した。

 木田総局長は「まんぷく」について「大変たくさんの方にご覧いただきました。本当に良かったなと。脚本、音楽、出演の皆さんに本当に感謝しています」と感謝し、「スタッフもよくやってくれたなと思っています」と労った。視聴者からも「ラーメンを食べる日が増えた」といった意見も多かったとし、「戦後の日本の復興を支えた日本人のエネルギーの源というか、秘密を教えてもらったような気がする。本当に朝から元気が出る朝ドラだったなと」と感想。「ラーメン作りもそうなんですが、明るい光と海の輝きの中で、ほとんど裸に近い若い男たちが塩作りをしているという映像が、ある意味、シュールな感じがして。そこに、一種の戦後ならではのエネルギーを感じた」と続けた。さらに「日頃食べているラーメンとかの味わいが深まったのではないか。本当にありがたかった。いいドラマだった」と充実の表情を浮かべた。

 また、4月1日からスタートする次期朝ドラ「なつぞら」について、木田総局長は「(第1週を見て)子役の粟野咲莉さんにすっかり泣かされました」とヒロインの広瀬すず(20)の子供時代を演じる子役を称賛。広瀬は3週目以降に本格的に登場することになるが、「合間に出てくるカットを見ても、広瀬さんが十勝の自然にすっかり溶け込んでいて、さわやかさ、伸びやかさが画面いっぱいに広がっている。これからどんなドラマになるのか楽しみ」と期待感。同作には、松嶋菜々子(45)、山口智子(54)、貫地谷しほり(33)、比嘉愛未(32)といった歴代の朝ドラヒロインが多数登場するほか、朝ドラ初出演キャストも多く登場する。「その辺のコラボがどういうふうになるのか、朝ドラ100作目にふさわしいスタートが切れるのではなかと期待しています」と語った。

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