24日の「らくごのお時間」で松之助さん追悼番組 さんまとの師弟対談も

[ 2019年3月20日 16:23 ]

落語「桜の宮」を演じる笑福亭松之助さん(1993年4月18日放送「特選!!落語全集」より)<写真提供・MBS>
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 MBSテレビ「らくごのお時間」(毎月1回最終日曜前5・00、関西ローカル)の24日放送で、2月22日に93歳で亡くなった落語家・笑福亭松之助さんを偲んで、同局に残る「桜の宮」の映像で活躍を振り返る。「桜の宮」は松之助さんが師匠の五代目笑福亭松鶴の速記録「上方はなし」から作り上げた作品だ。

 1925年、神戸市生まれの笑福亭松之助さんは22歳の時に五代目笑福亭松鶴さんに入門。活動は落語にとどまらず、喜劇役者として、現在の吉本新喜劇の前身となる「吉本ヴァラエティ」に出演。台本も手がけた。俳優として映画やドラマにも出演する一方、バラエティ番組にも出演。マルチな活動は弟子の明石家さんま(63)にも受け継がれている。

 一方で、古典落語にとどまらず、新作落語も手掛けた。その中に五代目松鶴さんが残した速記録「上方はなし」をもとに作り上げた「桜の宮」がある。約40年前に松之助さんから「桜の宮」の稽古をつけてもらったという桂南光(67)が当時の話を明かす。1993年に「痛快!明石家電視台」で放送したさんまとの師弟対談もオンエアされる。

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