大河「いだてん」統一地方選挙関連番組で4・7放送休止 第14話は1週飛んで4・14に

[ 2019年3月20日 17:10 ]

NHK大河ドラマ「いだてん」にダブル主演する俳優・阿部サダヲ(左)と歌舞伎俳優の中村勘九郎
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 歌舞伎俳優の中村勘九郎(37)が前半の主演を務めるNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」(日曜後8・00)の4月7日の放送が、統一地方選挙関連番組のため休止になることが20日、分かった。

 「いだてん」は当初、4月7日に第14回を予定していたが、1週飛んで4月14日に放送される。3月31日に第13回、4月7日は統一地方選挙関連番組のため放送なし、4月14日に第14回というスケジュールになる。

 日本人の五輪初挑戦を描いている第1章「ストックホルム大会篇」はちょうど第13回(3月31日)まで。第14回(4月14日)から第2章に入り、時代は大正へ。1916年のベルリン五輪出場を断たれた主人公・金栗四三が、後進の育成に新たな夢を抱き、箱根駅伝の創設や女子体育の普及に突き進む姿を描く。

 6週連続1桁と視聴率で苦戦している「いだてん」。1週の“インターバル”で仕切り直しを図れるか、注目される。

 コカインを摂取したとして麻薬取締法違反の疑いで逮捕され、降板したピエール瀧(本名・瀧正則)容疑者(51)の代役に決まった俳優の三宅弘城(51)は4月28日放送の第16回から登場する。

 大河ドラマ58作目。2013年前期の連続テレビ小説「あまちゃん」で社会現象を巻き起こした脚本家の宮藤官九郎氏(48)が大河脚本に初挑戦し、オリジナル作品を手掛ける。20年の東京五輪を控え、テーマは「“東京”と“オリンピック”」。日本が五輪に初参加した1912年のストックホルム大会から64年の東京五輪まで、日本の激動の半世紀を描く。

 勘九郎は「日本のマラソンの父」と称され、ストックホルム大会に日本人として五輪に初参加した金栗四三(かなくり・しそう)、後半の主演を務める俳優の阿部サダヲ(48)は水泳の前畑秀子らを見いだした名伯楽で64年の東京大会招致の立役者となった新聞記者・田畑政治(まさじ)を演じる。

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