飯豊まりえ 「シティーハンター」声優陣が絶賛!シリーズ大ファンの母に「親孝行できた」

[ 2019年1月29日 20:12 ]

「劇場版シティーハンター<新宿プライベート・アイズ>」の完成披露試写会に出席した飯豊まりえ
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 女優の飯豊まりえ(21)が29日、「劇場版シティーハンター<新宿プライベート・アイズ>」(2月8日公開、総監督こだま兼嗣)の完成披露試写会に出席した。飯豊は新キャラクター・進藤亜衣の声を演じた。母がテレビシリーズの大ファンだったという飯豊は「親孝行ができてうれしかったです」と喜んだ。

 北条司氏(59)による「シティーハンター」の原作漫画は1985年、「週刊少年ジャンプ」にて連載が開始され、87年にテレビアニメの放送が始まった。今作は現代の新宿を舞台にした完全新作オリジナルストーリー。主人公・冴羽リョウ役の神谷明(72)や槇村香役の伊倉一恵ほか20年前と同じ声優が変わらない演技を披露。少々セクハラの設定もそのままに、20年前からのファンへの感謝の気持ちが込められているという。

 「まりえちゃん、とてもいいです」と美樹役の小山茉美(64)が褒めると、ベテラン声優陣が口々に「よかった」と絶賛。実際に飯豊のアテレコ練習をこっそり見ていたという神谷は「ちょっと聞いただけで“やった”と思った」と言い、「感性とナイーブさをそこここに、彼女の持っている可愛らしさ」がうまく出ていたと飯豊のハマりっぷりを語った。飯豊は神谷が見守っていてくれたことを知り、「うれしかった」と微笑んだ。

 また、飯豊は「アニメーションを見ながらアテレコをすると思っていたんですが、絵コンテを見ながらだったので何かのトラブルなのかと思った」と焦りを感じていたことを吐露。すると、神谷が「いまのアニメは製作とアフレコが同時進行なんです」と説明。「実はそのほうがやりやすいんですよ。完全に出来上がった映像の口の動きに合わせるのは難しいけれど、絵コンテだったら、これから作るので声に口の動きを合わせてくれるんで楽なんです。僕らは両方知っているから、いまのシステムになって“やった”と思った」と最近のアニメの製作事情を明かすと飯豊は納得。今回、やはり新キャラクターの声で少しだけ出演している「チュートリアル」の徳井義実(43)は「僕だけなめられているのかと思った」と本音を明かした。

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