斎藤工 ハロウィーン一夜明け清掃活動 渋谷の騒乱に「憎悪的なものを抱いた」

[ 2018年11月1日 13:42 ]

ハロウィーンから一夜明けた六本木でごみ拾いする斎藤工(撮影・安田健二)
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 俳優の斎藤工(37)がハロウィーンから一夜明けた1日、東京・六本木で清掃活動を行った。

 スタンリー・キューブリック監督の名作「時計じかけのオレンジ」に登場する不良少年グループ「ドルーグ」の格好で、1日遅れの仮装を披露。午前8時から始まった出発のあいさつでは、朝が苦手なことを明かし「夜騒いでいる人たちに憎悪的なものを抱いた。本当は(ごみ拾いは)渋谷に乗り込みたい」と東京・渋谷で問題になった深夜の騒乱を念頭に話した。

 気温が冷え込む中、求人専門の検索エンジン「インディード」を通じて集まった清掃メンバー約80人の体調を気遣い「ボランティアが犠牲になるのはよくない。美しいという評価を受けるが、ボランティアを必要としないというのが本当の美しさだと思う」と訴えた。

 清掃活動では六本木駅周辺の路上に落ちて黒く固まったガムを専用の機械を使って除去。ハロウィーンで残置していったとみられるごみを丁寧に拾った。最年少の竹内崚真(りょうま)くん(3)に名前を尋ねて、俳優竹内涼真(25)と同姓同名であることに驚きつつ、「街をきれいにしたいという純度100%の思い。いっぱいいいことしたね」と褒めて握手を交わした。

 1時間弱の活動を振り返り「今日だけでなく、これからの自分が問われてる気がした。スイッチが入った気がして学び多きイベントになりました」と充実した笑顔を浮かべた。

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2018年11月1日のニュース