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羽生竜王 タイトル獲得100期お預け 初タイトルの豊島棋聖誕生で31年ぶり「群雄割拠」時代に

棋聖戦第5局、豊島将之八段と対局する羽生善治棋聖(撮影・郡司 修)
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 将棋の棋聖戦5番勝負は17日、東京都千代田区の都市センターホテルで最終第5局が指され、挑戦者の豊島将之八段(28)が羽生善治棋聖(47)を下し、3勝2敗で棋聖位を奪取。豊島はタイトル戦5度目の出場で悲願の初戴冠となった。敗れた羽生は竜王の1冠に後退。タイトル獲得通算100期到達は10月開幕の竜王戦7番勝負以降に持ち越された。

 羽生は昨年12月、通算7期目の竜王を奪取して初の「永世七冠」を達成。自身の持つ通算タイトル獲得記録を99期に更新した。しかし挑戦者として出場した名人戦(4月〜6月)、防衛戦となった棋聖戦にも敗れ、大台到達はお預けとなった。

 重要な一番とあって、朝から約40人の報道陣が対局室に詰め掛けた。振り駒で羽生が先手番になり、戦型は今シリーズ3度目の角換わり腰掛け銀で進行した。中盤からは豊島が羽生の王頭を攻め続け、徐々に優勢を広げた。最後は豊島の108手目を見た羽生が頭を下げ、フルセットにもつれ込んた激戦に終止符が打たれた。

 豊島棋聖の誕生により、将棋界は8タイトル保持者がすべて異なる群雄割拠状態に。7タイトル時代の1987年(昭62)に7棋士が分け合って以来、31年ぶりの戦国時代到来となった。

 【2018年7月17日時点のタイトル保持者】

 ▼竜王=羽生善治(47)▼名人=佐藤天彦(30)▼叡王=高見泰地(25)▼王位=菅井竜也(26)▼王座=中村太地(30)▼棋王=渡辺 明(34)▼王将=久保利明(42)▼棋聖=豊島将之(28)

[ 2018年7月17日 18:23 ]

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