日大OB・テリー伊藤 母校の会見にあきれ顔「恥ずかしいし、悔しい」

[ 2018年5月24日 10:50 ]

演出家のテリー伊藤
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 日大OBで演出家のテリー伊藤(68)が24日、TBS「ビビット」(月〜金曜前8・00)に出演し、日大アメリカンフットボール部の悪質タックル問題を受けて、内田正人前監督(62)と井上奨(つとむ)コーチが開いた緊急会見についてコメント。両指導者の姿勢や、司会を務めた広報担当の仕切りに触れ、母校の対応を「恥ずかしいし、悔しい」と嘆いた。

 反則の指示を否定したほか、関学大との定期戦消滅を意図したとされる発言も否定するなど、前日22日に会見した宮川泰介選手(20)と真っ向対立する形となった23日の緊急会見。中でも、テリーは、質問時間を巡って記者ともめ、会見を打ち切った同校広報の対応を挙げ「他の人はみんな笑ってる。バカバカしいこと言ってるから。僕から見ても恥ずかしいですし、悔しい。だって僕の母校ですから」とやるせない思いを口にした。

 こういった大学の体質を直すのは「現役の学生でもあり、OBでもある」と話し、学生に向け「授業を辞めてでも話し合うことが必要」と呼びかけた。学校側の圧力を危惧しているため、学生が動けないことも理解しつつ「でもそんなことは関係ない。青春とはそういうこと。OBとしてはぜひやってほしい」と、大学の体質改善を現役の後輩たちに託していた。

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2018年5月24日のニュース