是枝監督が帰国 審査員長絶賛「特に安藤サクラさんの存在感が素晴らしかった」

[ 2018年5月24日 05:30 ]

 第71回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門で最高賞パルムドールを受賞し、トロフィーを掲げ記者会見に臨む是枝裕和監督
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 「万引き家族」で第71回カンヌ国際映画祭の最高賞パルムドールに輝いた是枝裕和監督(55)が23日夜に帰国し、羽田空港で会見を行った。

 「帰ってきて、スタッフの笑顔を見てちょっと実感が湧いてきました」としみじみ。映画祭後は、次回作の打ち合わせなどで米ニューヨークを経由してから帰国した。授賞式後に行われた公式ディナーでは、「(審査員長の)ケイト・ブランシェットさんが“トータルで良かった。特に安藤サクラさんの存在感が素晴らしかった”と言ってくれました」と明かした。

 「万引き家族」は6月8日公開で、受賞効果により全国300スクリーン以上の拡大公開が決定。6月2、3日には同規模で受賞記念の先行上映が行われる。

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