片岡仁左衛門 一部報道の愛之助排除の動きを否定「何も知りません」

[ 2018年5月24日 16:16 ]

大阪市内で会見した片岡仁左衛門       
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 人間国宝の歌舞伎俳優・片岡仁左衛門(74)が24日、大阪市内で「七月大歌舞伎」(7月3〜27日・大阪松竹座)の会見に出席した。最後に「余談ですが」と切り出したのは、兄・秀太郎の養子で歌舞伎役者・片岡愛之助(46)について。一部週刊誌で当主・仁左衛門や秀太郎ら松嶋屋内部から愛之助排除の動きがあると報じられたが、「何も知りませんからね」と苦笑いで否定した。

 週刊誌の記者に「愛之助さんの件で」と直撃された際、「時間がない」と回答しなかったという。後で愛之助本人に「おまえ、また何かやったんか」と聞くと、愛之助は「僕が破門されるそうなんですよ」と答え、「へえ、そうなんかあ」とのんきな会話を繰り広げたことを明かし、笑いを誘った。

 二代目松本白鸚(75)、十代目松本幸四郎(45)の襲名披露となる七月大歌舞伎については、「いつも以上に頑張って、お二人をもり立てたい」と抱負。自身が監修する「女殺油地獄」で河内屋与兵衛を務める幸四郎へは、「どん欲にいろんなものに取り組み、大阪ものにもチャレンジしてくれるので面白い。楽しみです」と期待していた。

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2018年5月24日のニュース