安室奈美恵 何度もウルウル「とてもうれしい」歌手初の沖縄県民栄誉賞

[ 2018年5月24日 05:30 ]

翁長沖縄県知事から沖縄県民栄誉賞の賞状を受け取り、笑顔の安室奈美恵
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 今年9月に引退する歌手の安室奈美恵(40)に23日、出身地の沖縄県から県民栄誉賞が贈られた。「平成の歌姫」として県民に大きな夢と感動を与えたことが称えられた。沖縄県庁で翁長雄志知事から表彰状を受け取ると「名誉ある賞をいただき、とてもうれしく思っています」と笑顔で話した。

 翁長知事は「多数輩出されている沖縄出身の歌手やタレントの草分け的存在となっている」と述べた。歌手の同賞受賞は初めて。安室は式典の最中に、感極まった様子で何度も涙ぐむ場面もあった。

 アジアツアーの最後となる台湾公演を20日に終え、直接沖縄入り。式典では記者団に「沖縄は帰ってくるたびに初心に戻してくれる場所。一人でも多くの方たちに興味を持ってもらい、好きになってもらえたら良いと思います」と話した。

 安室は14年、沖縄の宜野湾海浜公園で野外コンサートを予定したが、台風接近のため中止に。昨年9月に同所で開催してリベンジを果たしていた。また、ヒット曲「NEVER END」は00年の沖縄サミットのイメージソングに起用されている。

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2018年5月24日のニュース