「半分、青い。」尾関伸次 ヒロイン担任役と東濃弁指導の二刀流 SNS早くも「やってまった」

[ 2018年5月3日 10:10 ]

「半分、青い。」もっと楽しめる6つのポイント(3)

「やってまった」「思っとった」…永野芽郁に方言を指導する尾関伸次
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 2013年の「あまちゃん」で「じぇじぇじぇ」が流行して以来、朝ドラでは方言に注目が集まるようになった。「半分、青い。」で使われているのは、舞台となる岐阜県の東濃弁だ。

 方言指導は、鈴愛(永野芽郁)が通う高校の担任・山田先生役の俳優で、岐阜県土岐市出身の尾関伸次(38)が二刀流で務める。「皆さんが最初に苦労されていたのは抑揚のないところ。上がるでも下がるでもないのが難しい」と明かした。

 永野との船出は難航した。初対面はクランクイン1カ月前の本読み。方言の感触を聞くと、永野は「意外に簡単ですね!」と余裕の表情だったが…。「第1話の最初のシーンの“ありがとう”が間違ってて。全然余裕じゃない!と思って」と苦笑い。それからは2人での会話は敬語を禁止し、方言を使いやすい関係をつくった。今ではミスはほとんどない。「やっぱりプロ。吸収が早いですね」

 今作の流行語の本命は「やってまった」(「やってしまった」の意)。対抗馬が、語尾で頻繁に使われる「思っとった」「しとった」だ。放送の午前8時台にはSNSに「やってまった」と書き込まれる動きもあり、ブームの兆しも見える。

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2018年5月3日のニュース