“始球式騒動”の稲村亜美 球児の痴漢行為否定し沈静化図る 「驚き」「困惑」胸中明かす

[ 2018年3月13日 15:00 ]

昨年3月のオープン戦で始球式を務めた稲村亜美
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 10日に神宮球場で行われた日本リトルシニア中学硬式野球協会関東連盟の開会式に参加して始球式を行った後、球児に取り囲まれ、もみくちゃにされるハプニングがあったタレントの稲村亜美(22)が13日、所属事務所の公式サイトにコメントを発表。「想像以上の反響が届いており、驚いております。ご心配の声をありがたくお受けする一方、事実と異なる情報も飛び交っており、困惑もしております」などと胸中を明かした。SNS上には稲村に抱きついたなどという球児とみられる投稿があったが「ネットで一人歩きして書かれてるいようなこと(痴漢行為)は、ありませんでした」と改めて否定した。

 数百人以上の球児たちがマウンドを囲み、稲村が人にのみ込まれる動画がインターネット上で拡散。SNS上に批判の声が殺到し、同連盟が12日、公式サイトに謝罪文を掲載する騒動に発展した。

 稲村は10日夜に自身のインスタグラムを更新し、13日にはフジテレビ「めざましテレビ」(月〜金曜前5・25)の電話取材に応じてケガはないと無事を強調。肉声で「(球児が)近くに来た時に握手してくださいと何人かが言っていて、周りの子たちと握手して、(球児が自身の)体に触れるということは全くなかったですね」と“触られ疑惑”を否定した。

 そして、この日午後「ネットで一人歩きして書かれてるいようなこと(痴漢行為)は、ありませんでした」と再度、否定。「SNSなどで運営の方々や選手たちに批判の目が向けられておりますが、運営の方々からは事務所を通して既に謝罪のお言葉を頂いております。今後は静かに改善を見守っていただければと思います」と沈静化を図った。

 稲村のコメントは以下の通り。

 この度、シニアリトルリーグの始球式について、映像をご覧になった方々から想像以上の反響が届いており、驚いております。ご心配の声をありがたくお受けする一方、事実と異なる情報も飛び交っており、困惑もしております。

 選手たちが私の元に駆け寄り、握手を求めてきたところに、参加選手の大半が流れ込んだことは事実で、私もバランスを崩してしまいましたが、私自身に怪我はなく押しつぶされたようなこともありません。ましてネットで一人歩きして書かれてるいようなこと(痴漢行為)は、ありませんでした。

 ただ、騒ぎになって怪我をされた選手がいたみたいなので、それが残念です。

 またSNSなどで運営の方々や選手たちに批判の目が向けられておりますが、運営の方々からは事務所を通して既に謝罪のお言葉を頂いております。今後は静かに改善を見守っていただければと思います。

 さまざまな意見もあると思いますが、私も野球が大好きですし、選手の皆さんも気持ちは同じだと思います。運営と選手が協力して安全で楽しいイベントにしていけたら、うれしいです。

 稲村亜美

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2018年3月13日のニュース