吹石一恵　２年ぶり「朝まで！ドキュメント７２時間」出演「ブランクはあまり感じず」

年末恒例「朝まで！ドキュメント７２時間」に２年ぶりに出演する吹石一恵（Ｃ）ＮＨＫ
Photo By 提供写真

　女優の吹石一恵（３５）が２９日放送のＮＨＫ「朝まで！ドキュメント７２時間２０１７」（後１１・４５）に２年ぶりに出演する。

　３日間、１つ場所の定点観測を行い、日本中の小さなドラマを映し出す「ドキュメント７２時間」（金曜後１０・５０）の年末恒例５時間スペシャル企画「視聴者が選ぶ今年のベスト１０」。

　福山雅治（４８）との間の第１子を出産したことを昨年１２月２２日に発表。同２９日放送の回顧特番にはＶＴＲ出演し「今年は皆さんとご一緒できなくて、年末の締めの場を共有できなくて、残念ですが、お家で楽しみに拝見させていただこうと思います」とメッセージを送ったが、今年は２年ぶりの参加となった。

　インターネット投票により、今年放送された約４０本の中から「もう一度見たい１本」をランキング形式で紹介。長年、番組ナレーションを務める吹石をはじめ、自称“７２時間ファン”の評論家・山田五郎（５９）と放送作家・鈴木おさむ氏（４５）をゲストに迎え、ベスト１０の作品を鑑賞しながら、取材のこぼれ話や「出演者や現場のその後」を伝える。

　吹石は「『朝まで！ドキュメント７２時間』の出演は２年ぶりでしたが、テレビの前でずっと見ていたせいか、ブランクはあまり感じず、自然にスタジオに入ることができました。共演者の山田五郎さんと鈴木おさむさんも、親戚みたいな居心地のよさで迎えてくださったので、一緒にコタツで番組を見るような雰囲気でお話させていただきました」と収録を楽しんだ様子。「楽しくてリラックスしすぎてしまい、自分がどんな顔でテレビに映っているのかちょっと心配です」と笑いながら「番組は深夜の放送なので、かしこまってというよりは、ダラダラ食べたり飲んだりしながら、お付き合いいただければ、うれしいです」と呼び掛けた。

　今年は７本のナレーションを担当し、心に残る回は「スペイン・カナリア諸島　マグロ漁師の短いバカンス」。「大西洋の島で、日本のマグロ漁師さんたちに出会うのですが、普段食べているマグロがどうやって私の口までたどり着くのか、いかに大変な思いをして漁をしているのか、たくさん発見がありました」と振り返った。

　さらに「いつも以上に楽しく読めたのが、東京・福生市で３０年以上続く夏のフェスを追った『基地の町　大人のロックフェス』。とにかく熱い人たちが多く、ずっと現場に音楽が流れていたのもあって、リズムに乗りながら読めたのが新鮮でした」とし２０１８年もどんな作品に出会えるか、楽しみにしています！」と来年への意欲を示した。