阪神・鳥谷 連続出場にこだわる理由…顔面死球も「休む感覚なかった」

[ 2017年12月29日 06:00 ]

関西テレビ「こやぶる!SPORTS 大晦日SP」でトークする鳥谷敬
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 関西テレビ「こやぶるッ!SPORTS 大晦日に鳥谷が緊急参戦SP 芸人VSアスリート 今年最後の大下克上バトル」(31日後3・55、関西ローカル)に阪神の鳥谷敬内野手(36)が登場した。このほど、収録があり、MCの小籔千豊(44)、アシスタントの本田望結(13)と、シャンプーハットのこいで(41)が出演。鳥谷が今季を振り返り、家族やプライベートについてトークを繰り広げた。

 鳥谷は今年5月、甲子園で顔面に死球を受け、鼻骨を骨折したことについて「痛みはそんなになかった。気付いた時には球が当たっていたので、恐怖もなかった」と当時の心境を明かした。翌日、フェイスガードをつけて試合出場した時も「休むという感覚はなかった。鼻血は3日間ずっと出ていた。恐怖心はなかったが、次の日の打席を(後からVTRで)見たら体は逃げていましたね」と笑わせた。さらに「休むと自分のポジションがなくなる可能性がある。試合に出ている姿を家族に見せたい」とストイックに連続出場にこだわる理由も語った。

 鳥谷は2000安打達成についても激白。「球場にはない独特の緊張感で、しゃべりやすくて楽しかった。本田さんは年齢も若いのに、スポーツだけじゃなくて話も気遣いもしっかりしていて、逆に自分もしっかりしなきゃなと、より感じました」と話した。

 小籔は「お会いできて光栄でした。思っていた通り、ストイックでまじめな方でした」とさらにファンになったようで、本田は「本当に大ファンで家族みんなが大好きなので、お会いできてうれしかったです。鳥谷選手から“支えが家族”っていう思いがすごく伝わってきて、私と同じだなと感じました。メンタルの強さが、やはりすごいなと思いました」と感激していた。

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