吉田鋼太郎 夢に出てくる蜷川幸雄さん 決まって“自分が悪い”時

[ 2017年10月18日 14:52 ]

演出・主演を務める舞台「アテネのタイ門」の取材会を大阪市内で開いた吉田鋼太郎
Photo By スポニチ

 俳優の吉田鋼太郎(58)が18日、大阪市内で演出・主演を務める舞台「アテネのタイモン」(来年1月5〜8日、兵庫県立芸術文化センター)の取材会を開いた。

 演出家の故蜷川幸雄さん(享年80)から演出を引き継いだ、シェークスピアシリーズの第33作目。同シリーズには常連俳優として出演しているが自らが演出を務めるのはこれが初めて。

 蜷川さんは昨年5月に亡くなって以降、これまで夢に5、6回、準備不足で仕事の現場に行こうとした時など決まって“自分が悪い”時に出てきたそう。生前も厳しい仕事への姿勢をそばで見つめ続けていただけに「(すぐ横をみつめながら)いつもここに蜷川さんがいると思って、調子に乗らずにやっていこうと思います」と気を引き締めていた。

続きを表示

2017年10月18日のニュース