鈴木亮平 西郷隆盛の前に知られざる宮沢賢治を熱演「一番質素なグルメもの」

[ 2017年6月15日 21:01 ]

ドラマ「宮沢賢治の食卓」の完成披露試写会で舞台挨拶を行った鈴木亮平
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 俳優の鈴木亮平(34)が15日、主演したWOWOWの連続ドラマ「宮沢賢治の食卓」(17日スタート、毎週土曜後10・00)の都内で行われた第1話の完成披露試写会で舞台あいさつに立った。

 鈴木は、来年のNHK大河ドラマ「西郷どん」で西郷隆盛を演じることが決まっているが、今回はタイトルロールの宮沢賢治役。賢治の愛した食やクラシックなどに焦点が当てられており、「恐らく誰も描いていない、宮沢賢治像が映し出されていると思う。5話まで見れば、5年後、10年後にあのドラマ良かったなと思ってもらえる、心に残る作品になった自信はある」と胸を張った。

 第1話ではコロッケがキーアイテムになっており、「はやりのグルメものといえるけれど、今までで一番質素なグルメもの」と笑顔。賢治が最も愛した早逝の妹トシを演じた石橋杏奈(24)に対しては、「可れんでかわいいイメージだったけれど、芝居をしていると負けず嫌いで、トシが生きていたいと思う時の表情はすごく素敵。僕も力を引き出された部分が多かった」と感謝した。

 石橋も、「本当のお兄ちゃんみたいで、お話もたくさんしてくださった。プライベートでもいろいろな知識をくれました」と感激の面持ち。だが、鈴木は「僕もいろいろ教わりましたよ。Kポップ。無理やり、動画をたくさん見せられました」と暴露し、石橋を赤面させていた。

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2017年6月15日のニュース