真実どこに?17歳少女側が新主張 お金の話は小出恵介から…

[ 2017年6月15日 05:30 ]

無期限で芸能活動を停止することになった小出恵介
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 17歳の少女との飲酒、淫行により無期限活動停止となった俳優の小出恵介(33)について、2人の間であった金銭交渉に関して、少女が「お金の話を持ち出したのは小出さん」と話していることが14日、分かった。「週刊誌に記事が載る」と言われた小出が所属事務所に内緒で解決を図ったためとみられる。

 知人によると、少女は「小出さんからお金で解決しようと持ちかけられた。私は元々お金をもらおうなんて思っていなかった」と主張している。

 少女が知人に説明した内容によると、今月5日に週刊誌「フライデー」の取材を受け、同日中にその旨を小出に連絡。小出が「謝りたい」と言うため、翌6日に会った。だが謝罪はなく、求められたのは金銭での解決だった。少女は知人に「私から金額については一切言ってない。小出さんが出した数字に“それでいい”と言っただけ」と明かしており、小出が次々に金額を言い、少女が応じた額が200万円だったという。

 2人の金銭交渉については10日付本紙で「少女から500万円の要求があった。200万円でまとまる」と報じている。だが、どちらからお金の話を持ち出したのかは分かっていなかった。それが今回の少女の説明が本当なら、小出が事務所に知られずに金銭による解決を図ったとみられる。

 一方の小出が事務所側に説明している話は、少女の主張と食い違う部分がある。2人が再会したのは、少女が「週刊誌にしゃべった」と伝えたことがきっかけなのは双方一致しているが、小出は「彼女から“フライデーが買ってくれる。私はそうしたくないから、500万円払ってくれたら売らない”という話があった」と説明している。

 少女は、この500万円についても「話し合いでは出てきていない数字」と言っているが、200万円でまとまったという本紙の報道は認めているという。結局、両者の間で金銭の授受はなかったが、その理由について事務所側は本紙の取材に「マネジャーが止めたため」と説明している。少女は知人に「自分からもらうのをやめた」と話しており、ここでも両者の主張に食い違いがある。

 いまだに開かれない小出の記者会見。本紙は12日付で事務所側が「8日に少女と会い、事務所として状況を把握した後に小出が会見する予定だったが、ドタキャンされた」と関係各所に説明していると報じた。このことについても少女は「会う約束をしていないので、ドタキャンしていない」と知人に明かしている。

 ホテルの密室で起きた2人だけの不適切な行為と2人だけの示談交渉。少女の主張とは食い違いがある小出の記者会見が待たれる。

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