宝塚歌劇団103期生 笑顔を絶やさず恒例のラインダンス

[ 2017年4月12日 14:29 ]

息を合わせ初舞台のラインダンスを披露する宝塚歌劇団第103期生
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 21日に兵庫・宝塚大劇場で開幕する雪組公演「幕末太陽傳/Dramatic“S”!」で初舞台を踏む宝塚歌劇団103期生が12日、宝塚市の同劇団稽古場で恒例のラインダンスを公開した。

 雪組スター永久輝(とわき)せあの熱唱の後、流れるように登場した初舞台生は、胸に白い布で芸名を書いた黒のレオタード姿で、約4分半ものラインダンスを披露。足上げやハードなダンスで、初舞台生は息を上げながらも笑顔を絶やさず初々しさいっぱいのパフォーマンスとなった。

 同公演は雪組トップスター早霧(さぎり)せいな&咲妃(さきひ)みゆのサヨナラ公演としても注目の舞台。演出の中村一徳氏は「トップスターを送り出す一方で、新しいタカラジェンヌが誕生する。彼女たちが素晴らしいメンバーになることを願って大輪の花が力強く咲くイメージ」で演出した。

 首席入団の花束(はなたば)ゆめは「思っていたよりも緊張していましたが、雪組の上級生の皆さんが手拍子をしてくださり、いつもよりうまくできたと思います」と笑顔。瑠璃花夏(るり・はなか)も「同期で同じ舞台に立てる最初で最後の機会なので1回、1回を大切にしたい」と息を弾ませた。

 同公演は5月29日まで。東京公演は6月16日〜7月23日。

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2017年4月12日のニュース