小栗旬主演「CRISIS」初回13・9%の好発進 関西18%超

[ 2017年4月12日 09:37 ]

カンテレ・フジテレビ系連続ドラマ「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」で主演する小栗旬
Photo By スポニチ

 俳優の小栗旬(34)が主演を務めるカンテレ・フジテレビ系連続ドラマ「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」(火曜後9・00)が11日に15分拡大でスタートし、初回の平均視聴率は関東地区で13・9%だったことが12日、分かった。15%に迫る好発進。制作・関テレのお膝元・関西地区はさらによく、18・4%だった。(数字はビデオリサーチ調べ)

 「SP」シリーズや小栗の主演作「BORDER 警視庁捜査一課殺人犯捜査第4係」(テレビ朝日系)などで知られる、直木賞作家の金城一紀氏が原案・脚本を手掛けるアクションエンターテインメント。テロや政治的な問題に立ち向かう公安機動捜査隊特捜班の活躍を描く。フランス・カンヌでの世界最大の国際映像コンテンツ見本市「MIPTV」で初開催される「アジアワールドプレミア」の1作目として公式上映されたことでも話題となった。

 小栗はある特殊任務で心に深い傷を負い、除隊した過去を持つ元自衛官の主人公・稲見朗役。特捜班のメンバーには、小栗と民放連続ドラマ初共演となる西島秀俊(45)のほか、田中哲司(51)、野間口徹(43)、新木優子(23)。特捜班の創始者である警察庁警備局長を長塚京三(71)が演じる。

 初回は、元自衛官の稲見(小栗)、元公安捜査員・田丸(西島)らが所属する班長・吉永(田中)率いる「公安機動捜査隊特捜班」は警察庁警備局長・鍛治(長塚)が集めた秘密部隊。国家の危機を秘密裏に捜査し、解決のあたるのが任務。現職閣僚を狙ったテロの情報が入る。現場に急行した彼らは新幹線の中で2人のテロリストとの激しい格闘の末、ド派手に事件を解決し、初仕事で彼らの実力を見せつけることに。そんなある日、新宿の広場で首に爆弾を巻かれた青年・圭介(白洲迅)が現れる。彼はこれまで薬物や傷害など数々の罪を親の権力によって免れてきた現職大臣の息子。犯人は父親の大臣に、夜の7時のニュース番組での公開謝罪を要求し、さもなくば圭介を処刑するという。タイムリミットが近づく中、稲見と田丸は事件の鍵を握る人物に接触し…という展開だった。

続きを表示

2017年4月12日のニュース