ペギー葉山さん訃報に追悼の声続々 五木ひろし驚き「この間までお元気…」

[ 2017年4月12日 18:10 ]

ペギー葉山さん
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 訳詞した「ドレミの歌」や「学生時代」「南国土佐を後にして」など知られる歌手のペギー葉山(ぺぎー・はやま)さんが12日午前11時55分、肺炎のため東京都内の病院で死去した。83歳。東京都出身。ペギーさんが名誉会長を務めた日本歌手協会の顧問、歌手の五木ひろし(69)が同協会を通じてコメントを発表。歌手仲間から追悼の声が相次いだ。

 昨年秋、同協会主催の歌謡フェスティバル2016で会ったのが最後。「その時もお元気な姿を拝見し、ごあいさつをさせていただいたことを覚えています。ついこの間までお元気だったので、今はただ信じられない気持ちでいっぱいです」と突然の訃報に驚き。

 「大先輩として近くで見させていただき、素晴らしい歌を、そして、歌手としての生き方を学ぶことができ、心から感謝しております。後輩にいつも優しく、みんなが尊敬する歌手、そして憧れの歌手、それがペギー葉山さんでした」としのんだ。

 歌手の石川さゆり(59)は3月29日に東京・日生劇場で行われた「越路吹雪 三十七回忌特別追悼公演 『越路吹雪に捧ぐ』」で「ペギーさんの歌を拝聴したばかりです。歌の中に、人が生きてゆく人生を感じられて、素晴らしいなと思っておりました。最後まで歌手として素晴らしい歌を届けてくださいました」と功績を称えた。

 4月30日のコンサート(東京・古賀政男音楽博物館けやきホール)で共演する予定だった歌手の菅原都々子(89)は「番組やステージでご一緒する時、ペギーさんと楽屋がご一緒ですと、ホッとして歌えたことを思い出します。穏やかな笑顔を拝見できなくなると思うと、心が痛くなります。4月30日も同じステージに立てると聞いて、楽しみにしておりましたのに残念です」と悔やんだ。

 歌手の大月みやこ(70)は今年2月、キング歌謡パレードで共演。「いつものように『みやこちゃん!われわれもまだまだ頑張りましょうね!』と元気におっしゃっていらっしゃったのに…」と突然の訃報に呆然。「ペギーさんは同じキングレコードの大先輩で、ポップス班と歌謡曲班の別部署でしたが、デビューの時から気さくに声を掛けていただき、以来、長いお付き合いをさせておりました。ペギーさんと残された足跡の重みを改めて感じるとともに、心よりご冥福をお祈りいたします」と追悼した。

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2017年4月12日のニュース